2010.07.28
展示会のご案内&64合金転造の限界
本日より3日間、
SURTECH2010に出展しています。
場所 東京ビックサイト ブースNo M-32 日本チタン協会内
3日間、このブログでおなじみのMを担当者として派遣しています。
ベータチタニウムからは、SURTECH2010の出展物として、ホーローセットというイモネジなどと呼ばれている物になります。
ただの64合金のネジではありますが、
M2×0.4のホーローセットは対辺0.89mmの六角穴が付いています。
これは機械加工で作ったものです。
そして、M12×1.75のホーローセットですが、転造にてネジ部を加工しています。
通常、64合金でピッチの荒いネジを作ると問題が多く出ますが、展示しているのは普通のネジです。
ここからが限界の話です。
通常、64合金は常温での塑性変形はできない、常温でネジ部を加工するのに転造では加工できないとも言われています。
これはピッチが荒くなればなるほどに難しくなります。
今回はM12×1.75のネジを展示させていただいていますが、M16×2.0やM20×2.5も可能だと考えています。
画像は64合金M12×1.75転造ネジを50倍に拡大したものです。
まずはSURTECH2010で実物をご覧ください。