2010.08.03
ネジ表面
今回も転造ネジの話になります。
今日は出張中の為に軽く・・・深く?
サラっと・・・です。
転造は油をかけながら行います。
転造ローラーで押しつぶして、ネジ部を作っていきます。
これがいわゆる塑性変形です。
金属組織を無理やり移動させて、ネジの形状にしますので摩擦熱が出ます。
また、ネジ表面は結晶粒が押しつぶされて細かくなり硬くなっています。
実際に測ってみるとHV340程度です。
転造ネジが焼き付を起こしにくい理由になっています。
今日はこのあたりで、失礼します。