こぶたろうさん来社
こんばんは、製造のショウジです。
寒いです。雪もチラホラ降って来ました。
でも、今日も自転車通勤です。帰り寒そう・・・・
いかん、いかん、気をとりなおして。
先日こぶたろうさんこと、神原史直さんが来社されました。
どなた?とお思いの方もおられると思いますが、(詳しくはコチラで。)
実は、二分脊椎というハンディを持ちながらも、持ち前の努力と根性でハンドサイクル(手漕ぎ自転車)日本一周を達成したかたなんです。
その時当社もささやかではありますが、日本一周のお手伝いを出来ればとサポートさせていただきました。
今回神原さんは、次のステージと言いましょうか、「こぶたろう次の夢の実現」のための相談で来社されたのでした。
その「夢」とは、ハンドサイクル体験教室を開催出来る場所を47都道府県に作ること。
そのためには、自分も全国をハンドサイクルを持って行って周る!
行ける範囲は輪行で!
というお題を可能に出来るかどうかの相談なのでした。
輪行とは、自転車をバラして輪行バックに詰めて電車に乗せて行くことなんですが、
それを、果たしてハンドサイクルで出来るかというものでした。
今回持ってこられたハンドサイクルは実は分割式で、車椅子にアタッチメントで自転車の部分を取り付けることが出来るタイプのものなんですね。
(トライクみたいでかっこいいですね)
(分割したところ)
これを車椅子の後ろに取り付けて運ぶことは出来るんですが
それだと手漕ぎのハンドル部分が一緒にクルクル回ってしまうので、それを回らないようにするためにはどうしたらいいのか?という問題点でのご相談でした。
解決方法としてはタイヤの下に小さな台車を乗せて転がすというのがベストかと思われましたがその前にとりあえず乗させてもらいました。
!!
実際に乗ってみると外から見ていただけではわからなかった事が見えて来ました。
やはり何事も体験してみなくては!ですね。
これに乗られている方々は座ったままで自転車部分を取り外し、
座ったまま自転車の車輪の下に台車を付けて、
座ったままで椅子の後ろに取付をしなければならないのです。
一度一連の動作をしてみましたが、とても大変でした。
その中で出来る限り負担にならない方法を考えなければなりません。
そうなると、台車も軽くて取り扱いをしやすい物を作らなければなりません。
これは、その日すぐに出る答えではちゃんとした回答にはならないので暫くアイディアを練らさせてもらうことにしました。
神原さんチョットだけ待っててくださいね。
本当に「百聞は一見に如かず」を肌で感じさせて頂きました。
以上、製造のショウジでした。