ちいさなアクスルシャフトの集合体
ちいさなアクスルシャフトの集合体。
おかげさまでベータチタニウム社時代から現代まで。
世に様々な車種のアクスルシャフトを造って送り出してきた我々ですが、その製品の効果はお使いいただいているユーザー様には高い評価を頂いており、アクスルシャフトを変えるという文化が薄かったバイクの世界で一つの分野として結果を残せたのではないかと、そう考える一方。
レースレギュレーションに阻まれ、
コストのかかってしまう作り方しか我々には出来ず、
どうしても敷居の高さだけは取り除けなかった分野でもあります。
アクスルシャフトを開発していく中で実際に様々な車種でテストしてきて。
“軸”という特性にTAB6400は優れた性能が出てくるなと感じました。
高強度低剛性
壊れにくく硬くならない。
低剛性と書くとあまり良い印象ではないかもしれませんが、バイクの中では色々と低剛性化が進んでいるんですよね。例えばMotoGPなんかの車両を見てみればわかるのですが、ステム周りは結構ガッツリと剛性を落とした形状になってきています。軽量化も考えてでしょうが、80~90年代にあったステムと考え方が大きく変わってきていますね。しかし、それは単純に低剛性化させてるだけではなくステムシャフトやその周辺部品との兼ね合いも大きく関係しているのですね。ステムの低剛性化とステムシャフト径の増加は色々と見てて勉強になります。
と、
脱線してしましましたが、“軸”と呼ばれるものに高強度低剛性化の方向に向かわせることによりバイクの動きはまた変わるのではないだろうか?という疑問に5年ほど前から色々と取り組んできています。
アクスルシャフトより安価で
レースレギュレーションにも引っかからない
そして軽く、強く、体感できる。
そんな部品を
今月16日発売のカスタムピープル誌でちょこっと紹介もしていただきました。
また来週の月曜日にはリリースしますのでお楽しみに。