ベータチタニウム オフィシャルブログ

2013年4月26日

チェーンリングボルト

こんばんは、製造のショウジです。

今週は、お客様の注文に乗っかって自分の分も作ってしまいました。

職権濫用(笑)

前から作ってみたいとは思っていたんですよね。

自転車のフロントチェーンリングボルト。

こっから、陽極酸化かけてオシャレしてみようかなと。

五個あるんで、勉強がてらに一色ずつ色をかえてみようかなと。

あ、あと反対側のナットはまだ作ってません。

注文が入ったら一緒に作っちゃうのもありですね(笑)

たまには、こんなこともありかな。

そして、イベントのお知らせです。

28日(日曜日)には鈴鹿サーキットでBIKE!BIKE!BIKE!のイベントに出店させていただきます。

みなさんお待ちしてまーす。とマツヤマが申しております。

以上 製造のショウジでした。

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2013年4月21日

こんなん撮ってみました。

こんな訳の解らん螺旋造ってみました。

カメラ機材の1種ですね。

とりあえず撮ったまんまなので以上に長いですがご覧ください。

サスペンション下にカメラを付ければストロークの上下が動画に出ずにスムーズなのじゃないかという実験。予想以上に良い感じに撮れたかなと思います。しかしサスペンション下で撮ろうと思うと既存のカメラ取付方法だと落下や動画のブレに不安を感じてとある会社さんと組んで撮影出来るキットを考えてみました。

詳細はまた追ってお知らせしますね。

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2013年4月12日

イベント告知

こんばんは、製造のショウジです。

早速ですが、明日はバイクセブン伊丹店さん店内にて展示会を行います。

今回も、おっきなモノからちっちゃなネジまで色々と持って行きますね。

どーやって作ってるの?の質問も現場の体験を交えてお話しできたらなと思っております。

で、こんな今日は工場長が作ったこんなもの。

ベアリングのカバー?。

普通なら、プレスでガチャコンと作るようなものなんですが、そこは、64チタン。

丸材からの削り出しになります。

しかも、φ70から(笑)贅沢ですな。

反対側も。

これはもうお客さまの元に旅立ったんで明日は持っていけないですが。

兎にも角にも、シーズン到来!

明日お待ちしてます。

以上製造のショウジでした。

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2013年4月11日

こんばんは、木内です。

久しぶりのブログの更新になります。
この時期は毎日バタバタしていて、なかなかブログを書く体力が残ってない日々です。
そんな中、「IDEMITSU HONDA Team Asia」へのサポートが決定するなど社員の士気は高まれど、それぞれの体は一つなのでなかなか思うように進まないような状況です。

話は変わりますが、今年、1月にある商社様の新年会に出席いたしました。
その商社様の新年会では講師の先生をお呼びして基調講演が行われます。
講演の初めに「みなさんのお客様は誰ですか?」との問いかけからの始まりです。
最後まで「みなさんのお客様は誰ですか?」を解かれた訳ですが、製造業であってもサービス業であっても商社であっても商売というものは、そこの芯がずれると思うようにいかないと言うことでした。
解ってはいるけど、つい見落としてしまいがちな事です。

さて、ベータチタニウムにとってのお客様とは?
ボルトを締め付け緩めるメカニックの方であり、また最終的にボルトを所有される方だと思っています。また、後からお買上げいただき良かったと納得いただく為に喜びと感動、そして安心という付加価値が必要になってきます。

先日、ネジゲージすら持たれていない商社と価格とマージンのみで判断するショップとの交渉の話を耳にしましたが
改めて、

「あなたがたのお客様は誰ですか?」

と、伺いたいですね。

お客様の利益(付加価値)を考えず、たがいの利益を追求する事は長くは続かないものです。

次のブログの前フリになりますが、先日、同業他社から「これだけの在庫がありながらなぜ材料を売らないのか?」と聞かれた事があります。鉄鋼1次商社と鉄鋼2次商社の役割の話をしようと思います。

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2013年4月8日

陽極酸化処理にの意味合いについてのお話

意味合いについてという題名ではじめて見る陽極酸化処理の事を書いてみようと思います。

日本特殊螺旋工業のTi製品に採用している表面処理、陽極酸化。

バイクや車のユーザー様からは「装飾でしょ?」と認識されていますが結構色んな意味があるんです。

チタンの大きな特性としてその界面活性効果から表面に何かを付着させるというのは非常に難しく基本的に塗装の様な着色は実用的なものはまだありません。なまじっか塗料が載ったとしても剥離しやすく使用に耐えません。
また、TiNやDLC等の化学処理でも水素等が処理膜とワークの間に残留してしまい、処理のみでは衝撃や真空引き等のきっかけを与えた際に剥離してしまう可能性が高いです。

陽極酸化処理とは基本的にはアルマイトと同義語です。英語表記ではanodizingですが、日本ではアルマイトとは最初にその技術を使った企業の使用した商標だったのがいつのまにかアルミニウムのanodizingの総称=アルマイトとなったようです。

なので弊社ではTiに対するanodizingは陽極酸化処理という原理の呼称を使用しています。

話がそれましたがTiに対する陽極酸化の意味合い。

上段4行目のリンクで陽極酸化がボルトナットの使用において優れた特性があると書きましたが、ボルトナットに着色をする意味合いというものをお話したいと思います。

色身に関しては単純に装飾の目的でもあるのですが、色を変えることによって製品の識別とトルク管理をしておりました。

同じサイズの左ネジと右ネジを陽極酸化で色分けすることにより安易に視認が可能になることにより(大型車両のホイールナット等は左右混同だったりします)レース環境においては整備速度の向上、またはトラブルを未然に防ぐという意味合いがあります。

そしてメインのトルク管理。

これはモータースポーツ以外での使い方なのですが、大型工業機器のメンテナンスで例えば青、黄色、緑の三種類の色分けをしたボルトを三本のトルクレンチを用意しておいて、あらかじめに使用するトルクをセットしておくことにより紙媒体等で確認せずとも(確認できないような環境でも)確実に使用するトルクで締結出来ます。

こういった使い方は作業時間に規制があるような環境、内容は御想像にお任せしますがそういった現場で活躍しております。

単純に着色する技術ですが装飾目的ではなく螺旋の仕事をするうえでも重要な仕事を担っています。

そんな陽極酸化処理のお話でした。

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