2012年5月18日
当社最大の鍛造材
こんばんは、製造のショウジです。
来週月曜は金環食ですね!めがねを買っちゃいましたよ。楽しみです。
それはさておき、今週は結構大き目サイズのボルトを作る事が多かったですね。
不思議なのは、なぜかこういうときに似たようなサイズや、同じピッチのネジが注文入ることですよね。
もしかして、みんなどこかで繋がってるのかしら?と思ってしまいます。
で、そんなサイズで今回わが社最大の鍛造材を使用する事になりました。
(手前は6ミリ六角首下17ミリ。奥が10ミリ六角首下162ミリです。)
当然頭や胴の太さもおっきいです。主に12ミリのボルトの製作に使用します。
今回は12ミリ首下163ミリの最大値での製作になりました。
削りがいがあります。
今回は試作ボルトに使用しました。
完成したらまた出していきますね。
以上製造のショウジでした。
そして明日はマツヤマが箱根ターンパイクにてヨシムラツーリングブレイクタイムミーティングに出展予定です。
気持ちいいだろうな~。走りたい!
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2012年5月17日
ネジの管理
5月13日に筑波サーキットのほうへ全日本のロードレースを観戦に行った帰りにKⅡPROJECTさんのほうに遊びに行ってきました。
お客様ともお話させていただき、楽しい時間を過ごさせていただき、また、夜にはおそばをご馳走になり、ありがとうございました。
そこの中で弊社製品をお客様に勧める上で「スムーズに組み込めて、しっかり締まるから整備していて気持ちがいい」、「その上、綺麗なので達成感が違う」いわゆる整備する側の立場での見解ですが、そこのところで「なんだ!このボルト!」となると、お客様に勧めていただく事も出来ないし、買っていただく事も出来なくなります。
このような評価は、日々の製造から検品・出荷に至るまでの社員の努力であり、日々の努力が報われた時でもありました。
いわゆるボルトというものは、頭部に細工を施し凝った製品になっていても、結局その機能を果たす事が出来なければ意味の無いものになります。
一人のお客様の立場になって考えれば、ネジの精度だけはヨシムラ・ジャパン様のレース車両でも、一人のお客様の1本の製品でも、同じ品質・精度の製品を作らなければならないと考えています。
何やら固い事を書いていますが、工業関連のボルトでは当たり前の事でネジの精度が公差に入っていなければNG品で返品となります。
では、ネジの管理はどうしてるのかといいますとネジゲージで管理を行います。
ほんの1部ではありますが、これで1本・1本手作業で確認し在庫となります。
正確にどのくらいの数があるのか把握できていませんが、それぞれのネジに合わせておおよそ100種類以上はあるんじゃないでしょうか?
拘りを持ったお客様に選んで買っていただく為にも、どうしてもここだけは譲れない部分です。
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2012年5月14日
マン島ライダー松下ヨシナリと螺旋屋と。
色んなご縁がありまして。
今年のマン島のチャレンジに、
日本特殊螺旋工業ベータチタニウムも
お手伝いさせていただく事となりました。
「スーパーバイク」「スーパーストック」「シニアTT」
PENZ13.com BMW Racing Team S1000RR
「TT zero」
(株)MIRAI&ロンドンブルーネル大学 TT零12
上記4クラスへの参戦、2台のマシンへの製品供給させていただきます。
あぁ
見に行きたい。
向こうで自分で螺旋締めたい。。
しかし流石に簡単には行けないので。
尼崎で頑張って螺旋造って送ります。
松下さん、がんばってくださいねー!
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2012年5月11日
ワイヤリング
こんにちは、製造のショウジです。
今週は主に64チタンの加工が多かったです。
先月末までの難削材とまた違い、きーっつという高音のなかで加工してます。
あぁ、この音落ち着く・・・・・(もはや職業病)
そんなこんなな製造ですが今週はワイヤリングを。
通常のラインナップの64チタンのボルトやナットに追加工でワイヤリングを行っています。
例えば、コンパクトフランジ六角へのワイヤリング。
今回は六角の対辺に二穴ワイヤリングをします。
まず、水平を確認してドリルの位置を決めます。
穴を空けます。ドリルが折れないように慎重に・・・・・・・
空いた所。
外から見ると穴位置が真ん中ではないですが、ワイヤリングしやすいように内六角で位置を合わせています。
この他にも追加工としてはナットのワイヤリングや螺旋の継ぎ足し加工、中空加工なんかもあります。
追加工費用に関してはこちら
また、こちらに載っていない場合は弊社にお問い合わせください。
以上製造のショウジでした。
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2012年5月10日
インチサイズのボルト
あくまでも工業関連のボルトで一般的な話になりますが、インチサイズを多用する場所というのがありまして、色々とプラント関連の設備で多く使われています。どういうプラントなのかは、様々だと言う事にさせていただきます。
インチサイズと言っても何種類も規格があって、それぞれに対応しなければなりませんが、オートバイに使われているボルトはUNCやUNFがほとんどのようです。
WebShopにもありますが、BUELLのボルトもインチサイズになっています。
1/4-20UNC
7/16-18UNC
3/8-20UNC
との表記ですね。
インチサイズのピッチはネジ山とネジ山の間隔を表示したものではなく、1インチ(25.4mm)の間にある山の数を表記しています。
インチサイズのキャップボルトの規格はANSI B18.3-1986となります。
当然の事ですが、インチサイズのネジもネジ公差は2Aで作っています。
頭の痛い話ですが、UNC UNF 以外にW(ウイット)UNJFを理解できたと思ったら、自転車関連に使われるBCがと言うところですね。
スポークのネジも特殊ですし、インチサイズは本当に奥が深いです。
話は長くなりましたが、バイクではBUELLの多数の部分とHarley‐Davidsonのほとんどにインチサイズのネジが使われています。
さて、今から転造してきます。
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