ベータチタニウム オフィシャルブログ

2012年1月12日

材質に拘る

ちょっと遅くなりましたが

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年始のブログなので少々、気合を入れて書きますね。

時々ですが・・・・

私にしても・・・・・・・

松山にしても・・・・・・

庄司にしても・・・・・

「海外製のボルトが安い」と耳にする事があります。

低価格というものは、どこかで製造原価を落とす必要があります。

材料費であったり・・・・・・人件費であったり・・・・・・となりますが

それはこちらの想像であって事実に基ずくものでありません。
我々がお客様に伝えるべきことは、如何に高品質であるかを伝え理解していただくことが重要だと考えています。

「なぜ?我々が国産の素材に拘るのか?」

チタンの素材を作る上で第一段階のルチル鉱石からチタンの素材を作る、精製が重要なポイントになります。

この精製の段階で不純物が混ざると、後の溶解の段階では不純物が一切抜けなくなります。不純物である水素・炭素・窒素の除去は精製の技術が問われる重要な工程です。

世界的に見て、航空機関連で認定を受けている精製工場は日本・アメリカ・英国・ドイツ・フランス・ロシア・中国と7カ国だけです。

その中でも日本の精製工場には東邦チタニウム・大阪チタニウムテクノロジーズと2社のみで、2社とも航空機関連の認定を受けています。
その2社で作られたチタン素材を溶解し添加元素を加え丸棒・板・パイプなどを作っているのが、神戸製鋼・大同特殊鋼・新日鉄などの製鋼メーカーになります。

よく聞く話で、「すぐに折れる」「耐久性が低い」というのは・・・・・・・
64合金と謳われている海外製品の中に、水素・炭素・窒素の含有量がJISで定める規定値以上に含まれている事によって、耐久性の低い64合金ボルトが存在しています。

実際、簡易測定器で調べるとアルミとバナジウムは規定値ですが、水素・炭素・窒素は測定できません。
水素・炭素・窒素を測定するには費用のかかる分析をしないと分からないので、仮に店頭に測定器を持ち込んでも、個人が簡単に判断できないというのが現状です。

こういった粗悪な材料があることは、チタンの業界では周知の事実でありますが、個人の方までは浸透していない知らない世界です。

そこで改めて社内で保存している材料分析表(ミルシート)を眺めていて感じたことに、水素・窒素・炭素の量が極めて低いことが伺えます。
数年前に発表された材料物質研究機構の論文に、「国内の材料なら普通に飛行機に使えるじゃん!」とは書いていませんが、このような内容の文章が出ていました。

これはすべての規定値をクリアできても溶解炉の認定を受けていなかったりするもので、材料的には問題なく使えるというものです。

弊社が素材に拘る理由は、材料物質研究機構の論文にあったように「国内の材料なら普通に飛行機に使えるじゃん!」という材料を使用し、すべてのボルトやナットを製造している事です。

弊社が協力させていただき2度SUZUKA8時間耐久レースで優勝した、ヨシムラジャパンのレース車両も皆様がお買いいただいている製品と全く同じものです。

これからも真面目に作っていきます。

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2012年1月6日

新春マツヤマです。

新年明けましておめでとうございます。

会社で電話を取ったら『なんでいるの?びっくりした!』と言われました。

今年も飛び回りますマツヤマです。

そりゃいますよ、自分の会社ですから。
まぁ夕方からまたしばらく長旅に出ますがそれはあまりお気になさらないようにお願いします。

さてさて新春一発目の開発日記。

何を書こうかなと・・・

一年の計は元旦にあり

という事で元旦にコタツの中でちょこちょこと色々な事を考えて手帳に書いていたので
今年の目標なんぞをつらつらと書いてみようかと。

まず私生活について(いきなり仕事関係ない)

①いい加減運動する。
昨年末に昔しごいてた後輩に数年ぶりに合ってあまりに変わり果てた姿だと言われ。
その翌週に肉体改造計画所という名のトレーニングメニューが送られてきました。
後輩君は現役のアスリートなのですが、昔の恨みを晴らすかの如くの鬼メニュー。
久々にランニング&筋トレでもしてみようかと思います。

②楽器を練習する。
トランペットを2年前に知り合いから譲ってもらったんですが、
忙しいと言い訳しながら放置していましたのでを練習しようかと。
トランペットは音出しは特に問題ないので(管楽器は経験あり)
運指を覚えれば行けるだろうとは思ってます。

んでもって仕事について。

①4月に大変更!
まだ詳細は公表は出来ないのですが、4月にベータチタニウムはちょっと大きな変化が・・・
しかしなにぶん初めての事でてんやわんやでドッキドキ。

②4月半ばに始動!
Twitter等で今日もちょっと呟いてましたが、新しい企画を考えております。
ただ、うちだけで出来るような案件では無いので色々な所で相談させてもらってます。
ユーザーさん達には喜んでもらえるだろうけども簡単ではないだろうなと・・・
業界仲間の皆様にはまたご相談させてもらいに伺いますのでよろしくお願いします。

③デモ車を造る!
昨年末からスタートさせた開発日記の新カテゴリ『デモ車をつくろう』
内容がGoose350って発表してからお客様やメーカーさんから色んな
お言葉を賜ってまして、期待していただける嬉しさを噛みしめながら
色んな挑戦をしていければと考えております。
今のところの予定では月半ばにはドッグ入りの予定。
自分でもすごい楽しみな仕事です。

④四輪をがんばる。
TIWNをはじめとした四輪部品、ちょっと開発が止まっていたのもあるので動かします。
新製品というより、新しい規格製品をただいま随時開発中。つってももう図面も上がって
試作もテストもある程度はメド付いてますのでこれは早めにお披露目出来ますね。
さらに今年は競技の分野でも本腰入れます。
ご協力頂く企業様も一社決まりましたので、それは来週のオートサロンでお披露目。
って、うちでブース出すわけではありませんがお楽しみに。

⑤自転車もがんばる。
昨年はDHで永田 隼也選手、ダブルコアさんと共にDHを主体に色々と開発してきました。
今年は永田選手が世界も含めて挑戦をするということで昨年に引き続き開発を続けます。
またやはりロードも少しづつではありますが開発が進んでおります。
自分で実感したいという性分の会社なので最近自転車がプチブームのベータチタニウムです。

⑥当然ながらバイクもがんばる
デモ車もそうですが、昨年販売開始したEXSTD。カワサキの一部車両のみの
販売から始めましたが発売から年末のお問い合わせ内容の中で
『この車種は無いの?』と本当に色々と御意見頂きました。
TAB6400の特性を精いっぱい生かせる製品ですので、少しづつではありますが
ラインナップを増やしていきたいと考えております。
お問い合わせいただいた皆々様もう少々お待ち下さいませ。
また当然その他製品。特にデモ車作成過程で様々な車種別製品もロールアウトします。
当然それはGooseだけじゃなくご要望の多い車種は頑張って造っていきます。

結果。

2012年もベータチタニウムは頑張ります。

もうこれに尽きます。

そんなこんなで2012年、今年一年もベータチタニウムにお付き合い頂ければ幸いです。

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2012年1月1日

2012 迎春

新春のお喜びを申し上げます。
ベータチタニウムでは昨年行いました陽極酸化祭。
予想を遥かに超えて大変御好評頂ましたので、本年も行わせていただきます。
1月1日から15日までにご注文いただきました全ての製品の陽極酸化処理費用を無償でご提供させて頂きたいと思います。
2012年も皆様が艶やかにお過ごし出来るよう、ベータチタニウム社員一同、心からお祈り申し上げます。

※なお、陽極酸化処理の再処理加工は通常受注となります。

キャンペーンの無料対象は新規ご購入製品に対してのみとなります。
また15日以降で陽極酸化処理が立て込み、陽極酸化処理品に関しましては、通常時よりも出荷が遅れる場合がございます、ご了承くださいませ。

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