2009年11月9日
ホイールナットを考えて考えて
さてさて、
ようやく持ちましてホイールナットの発売までこじつける事が出来ました。
従来のTypeFeatherを造ってからはや数年の月日が流れましたが、
販売を開始してから常に言われていた
『もっと長いサイズが欲しい』
『袋ナットが欲しい』
この2つの案件をいかにしてクリアするかに頭を悩ませてまいりました。
正直な話、実際に自分でサーキットまで足を運んで、各協力会社の方々の作業を見るまではTypeFeatherで必要十分だと疑わなかったのですが、レース中での作業性や扱いを目の当たりにすると形状を考えなおす必要性を重々認識しました。
またTypeFeatherの形状も、極限まで無駄を削ぎ落とし、必要十分なサイズで締結させるという事に満足していたのですが、実際に取りつけた際のハブボルトの状態が丸見えになるという事は必ずしも良いことだけでは無いって事も勉強できました。
先日の日記で書いた『God is in the details』
神は細部に宿る。
よく耳にする言葉ですが、
『たとえ‘神は細部に宿る’ことがあったとしても、
その‘細部’は最終的には‘全体’に統合されなくてはならない』
あくまでもネジはネジ。
統合出来ない細部というのはある種のエゴだなと実感しました。
シンプル、
必要十分、
そして適度な存在感
考えて、想って、選んだ形。
TAB6400ホイールナットTypeStandard+ホイールナットエンドキャップ-テーパータイプ
ベータチタニウムの全てを詰め込んだネジの可能性とチタンの飛躍性の結晶です。
カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ
2009年11月4日
体感試乗会
どうも、製造の庄司です。
先日、Buell LEO様にて土曜、日曜日と体感試乗会をさせていただきました。日曜日はあいにくの雨で出来ませんでしたが、土曜日は午前中からお客様がいらしてて、ご自分のバイクにチタン合金ボルトを装着しての体感試乗をしていただけました。
とてもスムーズにバイクが動くようになったとその場でご購入されるかたもいらっしゃいましたし、デモ車を見られて、これと同じものを造ってと御注文されるお客様もいらっしゃいました。
本当にありがとうございました。
また、直接ユーザーの方とお話もできたので、とても勉強になりました。
又機会があれば是非させていただきたいと思います。
御協力いただきましたBuell LEO様 ありがとうございました。
カテゴリー:イベントレポート
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