2009年3月30日
東京モーターサイクルショーご来場ありがとうございました!
先週末に東京ビックサイトにて行われました東京モーターサイクルショー
ヨシムラジャパンブース-ベータチタニウムコーナーにご来場いただきました皆々様、ありがとうございました。
昨年に引き続きヨシムラジャパン様のブースにて製品展示をさせていただいてきました。
09年のレーサー前にスペースをお借りしてたのでレーサーの何処に使っているのかというご質問や、実際にどのような箇所でTi-6Al-4Vの製品が効果があるのかという説明もしやすかったです。
例年はバラバラと並べていただけでしたが、今年から初の試みとしてのパネル展示。
このご時世で中々お客様の入りも心配されましたが、蓋を開けてみれば連日の大盛況!!!
ベータチタニウムで用意していた最新カタログも去年比で1.5倍程ご用意しておりましたが足りなくなるというほど大賑わいで、色々な方とお話させていただくことが出来ました。
今回説明員として会場に居て感じた事なんですが、以前よりも皆様にTi-6Al-4Vについてのご理解が多くいただいているとように感じました。
微力ながらですが、私たちのやっている事が普及していっているんだなぁと実感させていただきました。
さてさてそろそろバイクシーズンもやってまいりました。
ベータチタニウムも頑張ってより良い製品を作って行きましたので、
引き続きベータチタニウムとこの開発日記にお付き合いくださいませ。
カテゴリー:イベントレポート
2009年3月21日
レースシーズンは目の前です
昨晩は思いのほか冷え込みましたが、今日は朝から良い天気。
すっかり春めいて来ましたね。
そして春といえばレースシーズンの開幕。
2週間後には全日本RRも始まりますね、
毎年の事ながらこのシーズンはモーターサイクルショーと重なり
結構色々と慌しい日々を過ごしております。
そんなこんなで当然の如く休日出勤の私マツヤマです。
だれか私に3連休って言葉の意味を教えてくださいorz
っと、言っていても仕方が無いのでガツガツ仕事してます。
最近は市販品目的よりも開発品の方が多くなってきているんですが、
一番多いのは『対策品』と呼ばれる開発。
~が曲がる。
~がよれる。
~が削れる。
純正から形状変更した車両というものは色々なネガティブな要素が出てきます。
そこを一つ一つ解決させていくのも螺旋屋の腕の見せ所です。
今日仕上がった一つの部品。
色を見ていただければ分かると思うのですが、いつものTi-6Al-4Vではありません。
A7075にハードアルマイトをかけた製品です。
どうもベータチタニウムという社名からチタンばっかりの印象をもたれることも多いのですが、
基本的に使用箇所によって全ての材料での適材適所があると考えています。
むやみやたらにチタンが良いとは思ってはいません。
大したことのない頭ですが常に『何故』『どうして』『どうなる』を考えて色々と造っております。
鉄には鉄の
アルミにはアルミの
クロモリにはクロモリの
カーボンにはカーボンの
そしてチタンにはチタンの
適材適所があり、
その中でも材料の配合率の違いがあり、
材料を作っている国とメーカーでの特性の違いを考えて。
出来うる限り最良を求めて。
これからも色々と悩んでみたいと思います。
あ、
ボルトやアクスルシャフトには国産のTi-6Al-4Vが良いですよ♪
カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ
2009年3月18日
2009 JNCC パンゲア淡路
3月22日 兵庫県淡路市 佐野特別会場にて行われる
JNCC PANGEA淡路にベータチタニウム社製造担当
並びにオフロード部副部長の庄司が出場します。
(ちなみに部長は木内です)
マシンはtm250
本人も久々のレース参戦となりますが『可能な限り高い所を目指す』と心強い事を言っております。
とりあえずケガ無く完走目指してがんばってもらいたいと思います。
と、いうわけで私も久々にコースに遊びにいってみるつもりです。
ちなみにマシンには…
秘密にしておきます(笑)
カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ
2009年3月17日
第36回東京モーターサイクルショー
今年もやってまいりました東京モーターサイクルショー
3月27日(金)~3月29日(日)の三日間、
東京ビックサイトにて行われる国内最大の二輪展示会。
例年と同じように今年もヨシムラジャパン様の
ブースでの製品展示をしております。
展示内容は新型ZRX1200用キットパーツに
アクスルシャフトをはじめとした各種モーターサイクルパーツ
出来上がったばかりの新型カタログに、
悩ましいクリアファイル等々ご用意しております。
会場にご来場される方は是非ともお立ち寄りくださいませ。
カテゴリー:お知らせ
2009年3月16日
ブレーキキャリパーブリッジボルト その2
また後で一つにまとめますが、とりあえず前回の日記の続き。
単純にキッチリと締付けを安定させるのであれば、引張強度の高い金属を使えば良いのか?という結論になろうかとも思います。
しかしながらTi-6Al-4Vという金属の大きな特徴によってボルトという機械の優位性があります。
単純に引張強度だけを比較すると大きな違いは無いのですが、その他機械的性質では結構違うもんなんですよ。
大きく違うのは比重なんですが、今回のブリッジボルトにはあまり関係ありません。
Ti-6Al-4Vのバランスがブリッジボルトに有効に効くんです。
ボルトに有効なバランスとは。
引張強度が強く
ヤング率が低く
0.2%耐力が低く
比重が軽く
それは
締め付けが良く、
変位が少なく、
戻りが強く
軽い、
という特性になります。
上記を満たす金属とは多くは無く、流通している金属ではTi-6Al-4Vが最高レベルのバランスを示しているのです。
単純に強いだったり、軽いだったりと金属の特性は言われがちなんですが、私が自社のボルトで一番お勧めしたいポイントは『スプリングバック』と呼ばれる螺旋を締めこんだ際に発生する『締めておこうと継続的に掛かる強さ』なのです。
強さだけでも、軽さだけでも、螺旋の良さには繋がりません。
そんな特性をいろんな方に知っていただきたい。
しかしながらブログという媒体でキチンとお伝えするのも難しいと思い
新たにカタログを作り直しました。
内容は車、バイクに関わらず基本的なTi-6Al-4Vと他金属の比較データ
そして今まで諸事情で公表出来なかった本当の意味での『β鍛造』について。
多少専門的ではありますが、読みやすい内容になるように勤めました。
現在印刷作業中ですので、まだ手元にはございませんが、恐らく来週末の『東京モーターサイクルショウ』で持っていけると思います。
また、モーターサイクルショウ以降はご希望される方への郵送も考えております。
少しでもTi-6Al-4Vチタン合金へのご理解をいただくために、見ていただきたいカタログです。
カテゴリー:製品紹介
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