ベータチタニウム オフィシャルブログ

2007年5月23日

2007 鈴鹿8耐 MOTOMAX出展決定

2007 QMMF FIM 世界耐久選手権シリーズ第3戦
“コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第30回記念大会

その会場内で二日間にわたり開催される鈴鹿8耐 MOTOMAXカスタムビレッジにブース出展させていただく事が決定しました☆

春先にヨシムラジャパンさんのブースをお借りして参加した
東京モーターサイクルショウ以来のブース出展です!!

各車種のディスクローターボルトやキャリパーマウントボルトからアクスルシャフトまで多数展示品をご用意します!!

その手で見て、触って、そしてお買い上げいただいて強さを実感してくださいw

さらに今回は鈴鹿八耐の30周年記念という事で30周年記念特別特価製品もご用意させて頂きます!!

その製品は…

ヒミツデス☆

是非会場内でお尋ね下さい

また、チタン合金パーツの装着車両も用意してお待ちいたします。
パーツ単体で見るよりも実際車両に装着する事での効果効能も当社スタッフがご説明させて頂きます!!

今年の夏は鈴鹿でベータチタニウムのボルトで涼をとりながら熱い八時間耐久を観戦しましょう!!

それでは会場でお待ちいたします☆

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2007年5月23日

ベータチタニウム新メンバー加入!?

なんだか「あい○り」みたいな表題になってしまいました。

それでは本編どうぞ~

先日ベータチタニウム代表のキウチとマツヤマの会話

マツヤマ「社長~ 最近長距離多いんですけど…」

キウチ「エエコッチャないか~ みなさんにチタン合金を広めんかい」

マツヤマ「いや、そやけど軽トラやと長距離にツライものが…」

キウチ「しゃーないなぁ~ ほななんぞ用意するわ、とりあえず軽より排気量ありゃええんやろ?」

マツヤマ「よろしくお願いします!!」

そして月日は流れ…

キウチ「おぉ~い、マツヤマ~ お前の移動車両来たぞ~」

マツヤマ「お!?お? …  おぉぉ???」

マツヤマ「シャチョー…」

キウチ「どや!かっちょええやろ!!」

マツヤマ「いや、これ…」

アフリカツインですやん!!

キウチ「750ccもあんねんぞ~ 軽トラよりは上や」

マツヤマ「排気量は上やけど…なんかごっつレーシーなハンドル周りやし…」

キウチ「そらそーや、元はレース車両やからな、モンゴルにSSERに…」

1995ラリーレイドモンゴル

RALLY Gaston Rahier(1999,2000)

その他にも数種類のラリーステッカーが…

マツヤマ「いやなんでこんな歴戦の勇者みたいになってるバイクがココにあんねん」

マツヤマ「しかもGPS搭載って俺どんな秘境に仕事行くんですか!」

グローバルにポインティングされてもどうかと思うのだが…

キウチ「まぁ頑張れよ、とりあえず関東な」

そんなこんなで明日から可動予定デス…

けっこう目立つ車両なんで町で見かけたらお声を掛けてください。

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2007年5月22日

只今帰りました

今日は朝から鈴鹿周辺のメーカーさんやらショップさんとお話お話デス

やっぱりまだまだTi-6Al-4Vと純チタンが混同されて認識されているんだなぁっと感じました。

チタン合金ボルトメーカーとしてチタン合金の普及と宣伝をもっともっとがんばっていかないといけないと実感しました。

さて、今日も相変わらずの軽トラでの長距離移動だったのですが前回の教訓を生かし今回は軽トラ長距離移動の対策品を装着していきました。

これを付けると車体の微振動がほとんど消えてストレス無く長距離が走れるようになるのです!!

そのパーツはコレです!!

Ti-6Al-4V製ホイールナット

上がショートタイプ

下がロングタイプになります。

鉄ホイールにチタン合金のナット

こんなことしても意味が無いとお思いのアナタ!!

これが結構馬鹿にできないんですよ~

いかに運動部の締結面での剛性が重要かマツヤマに教えてくれた物ですね。

いったい何が違うのか?

ベータチタニウムに遊びに来ていただければ実際に体感していただけますのでいらっしゃいませ~

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2007年5月21日

陽極酸化処理

ベータチタニウムの象徴ともいえるこの写真

この青いボルトはいったい何なのか?

ただのファッション??

いいえ、違います。
この青色には理由があるのです。まずはこの青くする処理についてお話します。

陽極酸化処理

特殊な水溶液中で電極操作により酸化を進める方法です。
以前の記事【チタンは錆びない!?】でも少し書きましたが、チタンってすごく酸化しやすいんですが酸化したあと強くなる的なことを書かせてもらいました。

そして、チタンが酸化すると変色するのです。

これはオートバイに乗ってらっしゃる方なら大体はご存知のでしょうが、有名なのはマフラーのエキゾーストパイプに使用されているチタンが高熱で酸化することにより鮮やかなグラデーション状に発色するのはが有名です。
これを加熱酸化といい、金属の温度上昇によりチタンと酸素が結合する事によって酸化皮膜を形成しその厚みや組織によって色が変わります。

さて、ここで陽極酸化の話に戻りますが

陽極酸化処理も酸化皮膜形成というのが大きな目的であり加熱酸化と同じような効果がでています。

それではいったい何が違うのか??

それはズバリ酸化皮膜の安定です。

マフラーがグラデーション条に色が変わっていくのと違い陽極酸化は基本的に単色でまとまります。
この状態は表面の数ナノの厚みで酸化皮膜が安定しているからなのです。
マフラーのように熱で酸化を進めるとどうしてもムラになります。

マフラーであればこのムラは問題無いのですが、ことボルトというと高負荷にさらされる場所でムラのある酸化皮膜だと力の応力集中を起こし破断の原因になります。

さらに厚すぎる酸化皮膜はその下のチタンとの硬度差が生じ焼きつきやカジリを起こしやすくなります。

チタンのボルトをバーナー等であぶるとキレイな焼け色(酸化皮膜)が付きますが、それはボルトの性能を著しく低下させるだけではなく大変危険な行為なのです。

では、なぜベータチタニウムではわざわざ酸化皮膜を付ける為に陽極酸化処理を施すのか?
それは陽極酸化処理で作った酸化皮膜で安定した酸化皮膜を作ることによりネジのカジリや焼きつきに対して効果を発揮できるのです。

何故か?

それはチタンの表面がナノレベルで安定する事により表面が滑らかになり、相手側に対する攻撃性を失わせると同時に薄く強い酸化皮膜で防御性を高める事が可能だからです。

さらに酸化皮膜が安定する事により電蝕等に対しての腐食代としても活躍します

こうしてボルトとしてカジリや焼付きに強い性能を持たせる事が可能になるのです。
ベータチタニウムではネジ部を熟練の職人の手による【転造】で造りますが、それでも焼付き等が心配の方の為にこのような表面処理を用意しています。

そして64合金で最も色の安定がでるのがこの蒼のため通常出荷品はこの色で統一させています。
見た目だけじゃなく、ファッション性だけじゃなく、ネジとして性能を追求した陽極酸化の色
普通の着色や、他の物質を蒸着させるのとは違うチタンそのもののを変える事によって生まれる安全な発色。

ベータチタニウムのネジに対するこだわりの一つでもあります。

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2007年5月20日

神戸国際宝飾展に行ってきました

5月の17/18/19の三日間 神戸国際展示場で開催されていた【神戸国際宝飾展】に行ってきました。

何故ネジ屋のマツヤマがそんなところに行ったかというと

1、会社に招待状が届いたから
2、精密工作機械の展示もあるって聞いてたから
3、興味本位

以上の理由が重なり行ってきました。

もうあれですね、世界が違うってこういう事を言うんですね

一つ4,000,000円の輪っかとか1個10,000,000円の石とか…

「すげー!たっけー!」

と輪っかを見ながら思ってたら

「あらステキ☆それ一ついただこうかしら」

ってオバハンセレブなマダムが仰っているじゃないですか…

真面目にその輪っか俺の年収より上ですから!!

マツヤマの年収を遥かに超える輪っかが八百屋の大根の如くお買い上げされていきまいた…

そんな中ネジ屋マツヤマが唯一落ち着くのは工作機械のブースのみですよ。
CAD-CAMの画面とかバフ研磨機の回転調整機構とかレーザーマーカーの出力調整とかそんなとこだけですよ。

そんなプレッシャー空間から逃げるように会場を後にして駐車場へ

今回は招待状を持っているということで関係者駐車場に車を駐車していましたが…

車の並びが
Jaguar XKR100
Mercedes-Benz SLR McLaren

β-titanium SUZUKI CARRY(軽トラ)
Ferrari 360ChallengeStradale
BMW 750Li

って何故に軽トラを囲むか!?

格差社会の縮図に居た一日でした。

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