2008年12月31日
激動の2008年
久々の日記更新が今年最後となりました。
さて、自分自身で2008年というのはものすごく大きな変革期だったなと思います。
ベータチタニウム社としましても新たなる案件をスタートさせ、まだまだ芽は出ていませんが着実に着実に前進できた年だったのではないかという実感があります。
自分の研究やテストも未知の内容に挑戦始め、チタンの可能性、ネジの活用法の新たな側面を多く見出せた年でした。
さらに今年もモーターサイクルショーに始まり、鈴鹿MOTOMAX、各種展示会、イベント等で直接数多くのユーザー様とお話をさせていただくことがあり、様々な方面で”繋がり”を持たせていただくことも出来、充実した一年でした。
しかしながら、自らを振り返り至らなかった点、反省すべき事柄も多くあったのも事実です。
2009年は今年の成果と反省を踏まえつつ更なる躍進をすべく精進していきたいと思います。
今年の反省点の一つである日記の更新不備も、来年は少しでも改善していく所存でありますので、引き続きご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。
それでは最後になりましたが、
今年一年、このブログにお付き合いいただいた方々、
一緒にお仕事をさせていただいた方々、
そして、ベータチタニウムの製品をお使いいただいたユーザー様方、
ほんとうにありがとうございました。
それでは皆様、よいお年を。
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2008年12月13日
バイクセブン伊丹店にて展示会開催中!!
本日は今年最後の展示会をバイクセヴン伊丹さんでヨシムラジャパンさんと合同で行っております!!
展示車両は今年のJSBで酒井大作選手の使用したGSX-R!!
もちろんベータチタニウム製品をあらゆるところに使用してあります!!
実際のレーシングマシンでTi-6Al-4Vボルトの効くところオススメの使用箇所をご説明できますので是非是非ご来場ください☆
それではお待ちしております♪
追記
本日は夜の7時頃まで展示中でございます☆
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2008年9月10日
Ti-6Al-4V ホイールボルト
最近、国産の四輪用のTi-6Al-4Vホイールナットの事を書くのが多くなってきていますが、
外国車用のホイールボルトも当然作成しております。
ホイールナットとホイールボルト
共にホイールをハブに締結するという目的を持った部品ですが、その性能は大きく違います。
それは構造の違いです。
ホイールナットはハブに装着されているスタッドボルトに装着しますが、
ホイールボルトはハブに直接締めこんでいきます。
それをTi-6Al-4Vに換装すると効果にも違いが出てきます。
単体でTi-6Al-4Vの使用量が大きく増えるのもあるのですが、
なによりも構造による剛性差が大きく出てくるのです。
上記で書いたとおり取り付けの際に
ホイールナットは2ピース
ホイールボルトは1ピース
なのでホイールボルトの方が逃げる箇所が少ないのです。
それは、実際に運転した際にも大きく違ってくる性能差
製造ロット数や、材料の使用量がホイールナットとは大きく違うため
当然ながらコストもかかるのですが、確実に満足いただける性能をお届け出来ます。
路面からの力の第一入力点での力の整流化
今までの車の常識を覆す走りをお届けできます。
Ti-6Al-4Vホイールボルト
各車種用
coming-soon
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2008年9月8日
チタンの色
ちょっと呟いてみる。
最近車の色やパーツなんかでよく見かける
『チタニウムシルバー』とか『チタニウムブラック』
結構人気があるみたいなんですが、
あれって結局のところ
『チタンみたいな色』
なんですよね。
そんな表記を見るたびにちょこっと思うんです。
チタンを毎日取り扱っているベータチタニウムの人間として思うんですよ。
こんな存在感のある色ですか?
本物にしか出せない色がある
本物にしか出せない存在感がある
本物が紡ぎだす性能ってのは感じれる
そう、思うんですよね
ちょっと呟いてみました。
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2008年8月23日
たかがナットと侮るべからず
ベータチタニウムの送り出す製品にとって一番大事なのは“繋ぐ”という事
ボルトナットという締結部品を製造する上で、最も当り前で最も重要な項目
そしてこのTi-6Al-4Vチタン合金ホイールナットに関してはそれを踏まえた上で
もう一つ重要な役割を与え、実現させる事が可能になりました。
それは“力の整流”という事
基本的にタイヤとホイールというものは走行中には真円を保てずに楕円になっている事はご存知でしょうか?
これは車重という負荷が上から常に掛かり、更に回転エネルギーをも常に受けているのでその力を随時たわませる為に楕円になっています。
楕円にせずに真円を維持しようとすると、どうしても硬くなってしまい、ホイール自体が割れやすくなったり、路面からの衝撃でピッチングが強くなったりします。
なので、あえてたわませて力を楕円に逃がしているのです。
基本的に渦状態に外周円に近い箇所ほど多くたわみ、内部に近くなるほど小さくなります。
このときに内部に近くなると確かに小さくはなるのですが、楕円が消えてしまうわけではありません。
最終的にホイールがハブに伝わる時にもその楕円が残っていて、ホイールとハブの密着性を低下させているのです。
ベータチタニウムではこの密着性を維持出来るように、従来の製品よりも高い剛性と精度を実現させました。これによりハブに伝わる力が真円に近くなり、力の流れを整える事が可能となります。
さらにTi-6Al-4Vチタン合金の持つ振動吸収性をバランスよく取り込んだ設計において驚くべきロードノイズの低減も可能としました。
もちろん重量でも従来の製品をはるかに下回る10gという軽さを実現。
力が整流化されることにより実現出来るハンドリングレスポンス、
ホイールをハブの密着性の向上による加速減速のリニア感
そして振動吸収性による車内の静粛感の向上
アナタの愛車を一つ上のクラスの車に生まれ変わらせる事が出来ます。
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