ベータチタニウム オフィシャルブログ

2010年9月7日

チャリンコ日記

久しぶりにチャリンコに乗ることになった訳ですが・・・

チタン合金フレームのMTBです。(後で注釈を入れておきます。)

籠にしか乗ったことが人が初めて新幹線に乗るような感じでしょうか?

——-注釈の後にお知らせを追加しています。———–

久しぶりに乗ると乗り方の記憶は蘇ってきますが、体が思うように動きません。

家までの帰り道で家に着く3km手前からヒルクライムが始まるのですが、何度押して帰った事やら・・(笑

原チャリが「ヒーヒー」言いながら、(決して言わないです。)登っていく坂道を、チャリンコで登るだなんて・・・・・・・・・・。

・・・・・と、ご近所さんに笑われたりします。

話を戻しますと「ヒルクライムとチタン合金ボルトの関係」

僅かな軽量化の恩恵よりも、ボルトの剛性によって、ハンドル周りの安定性がでると感じています。

いわゆる「固くなる」方向にあります。

何度もチャレンジして家にたどり着くようになったヒルクライムですが、息が上がって・・・苦しくなってくれば、必然的に全身を使ってペダリングをします。

全身運動になってくればくるほど、ハンドル周りの僅かなブレによって、知らず知らずのうちにバランスの修正を行っています。

この無意識のうちに行っているバランスの修正が、体力のロスにつながっています。

実際、ステム周りは8本のボルトを交換していますが、かなり固いハンドル周りになっているのが実感できます。

ヒルクライムに有効かどうかは、定期的に乗っていれば実感できる範囲だと思います。

ボトルに手を伸ばす回数が減りますよ。

注釈)
チャリンコのフレームに販売されているチタン合金はTi-3Al-2.5Vと呼ばれているものでGrade9(Gr9)とも呼ばれています。
板を溶接してパイプを作ると言ったことになります。

弊社で扱っているチタン合金はTi-6Al-4Vと呼ばれているもので、Grade5とも呼ばれています。
今では板さえも国内では作っていませんし、パイプも未だ、その存在を知りません。
それほど、材料を作るのであっても厄介な合金だという事になります。

違いは?と言われると

簡単に言えば、「加工性」と「価格」

お知らせ

2010年9月9日~10日

国際フロンティア産業メッセに出品いたします。

開催場所 神戸市ポートアイランド国際展示場

今回は出店ではなく出品です。

展示場所は1F セミナー会場横の兵庫県のブースに↓の製品を出品しています。

この製品はこちらで販売しています。

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2010年9月2日

消えて欲しいヤツ

こんばんは、毎度木曜日の男、製造の庄司です。

冒頭のタイトルは穏やかな言葉ではないんですが、本当に消えて欲しい、
消してやりたいヤツがいるんです。
ゴルゴ13に依頼する用に上手い人に頼めば、簡単に事はすむのですが、
これだけは、何としても自分で消し去りたい!

ヤツはいつも微笑んでいる。

ヤツはいつも手を振っている。

ヤツはいつもまっしろだ。

そんなヤツとはいったい誰か?

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

これ。

そう。ミシュランのビバンダム君。

まるで、タイヤメーカーがここまで使ってみろ!と言わんばかりのギリギリにあるマーク。

まだ僕は、彼の頭を、サラッと撫でただけです。

次の走行会までには消してやりたいです。

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2010年8月31日

チャリンコ日記

30数年の月日は、チャリンコを劇的に変えてしまうもので

ステムの形状

クランクの形状

ペダルの構造

ブレーキの構造

フレームの多様性

・・・・・・・ほぼ、全てですね。

そこで、30数年前のチタン製品は・・・・・BBのクランクシャフトがありました。

その製品が青く酸化処理していた事もあって、社会に出るまで、チタンは青い金属だと信じていました。

クランクシャフトはありましたが、純チタンボルトもチタン合金ボルトも雑誌の広告で見ることはなかったですね。

純チタンではなく、チタン合金でも64Tiといわれる高強度のチタン合金ボルトで、自転車 チャリンコがどう変わるのか書いていきたいと思います。

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2010年8月26日

細いドリル。

こんにちは。まいど木曜日の男庄司です。

いきなり出ました、直径1ミリのドリル(通称 キリ )

細いドリルで何をするのかとゆうと・・・
ドリルでボルトの中空加工を行うんですよね。

中空加工は機械でやるのと、手でやるのがありますが、僕はもっぱら手動専門。
機械でもいいんですが細いドリルでの穴開けにはやはり人間の感覚が重要なんですね。
慣れてくると、手の感覚だけであけれちゃいます。

とはいうものの、

庄司も昔はよく失敗をしてドリルをポリッと折ったもんです。その度に、

庄司・・・  「社長、針折れた~。」

社長・・・  「針ちゃう! キリじゃ!」

そんな会話をしながらやっていた中空加工も、今では折ること無くスルスルと穴を開けれるようになりました。

最近、たまたま数多くすることがあったんですが、もちろん折ること無く穴開けできましたよ。
うん、腕はまだ落とらんようじゃのぅ。と思ったんですが、なんか肘が痛い・・・・

身体の方がなまってました。

そして、思ったこと。

甲子園球児ってすごい!(いや、比較対象を間違えてるかもしれないですが・・・)

以上、木曜日の男庄司でした。

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2010年8月24日

チャリンコ日記

今から30数年前、当時の中学生が憧れていたチャリンコは、セミドロップハンドル?5段変速?流れるウインカー?

黒いフレームのチャリンコに憧れていました。

・・・・・それが勢い余って・・・・・・

自転車雑誌に見入るようになって、小遣いで中古の部品を買い集めて、1台の組み立てていました。

タイヤはもちろんチューブラー。

バリバリのロードレーサーです。

(チューブラーですが、強度と軽量化を兼ね備えたレース目的に使用する。街中で使用するにはパンク修理に手間がかかる事を考えると使いにくいタイヤです。)

中学生の正しい姿?ですよね。

チャリンコに対する知識はこの頃で止まって、現在に至っています。

ほとんど浦島太郎です。

当時、チャリンコのチタン製品はクランクシャフトぐらいだったように思いますが、チタンボルトがあったかどうかは覚えていません。

あれから現在に至るわけですが・・・・・・・

油圧式ディスクブレーキ?

モノブロック・ラジアルマウントキャリパー?

サスペンション?

もし、オートバイに興味が無かったら全く理解できない部品の数々です。

しかし、すごい部品が付いているものですね。

この写真は、六甲山天狗岩です。

ここまで走って上がってきたように見えますが、実は、登山道から担いで上がった記念写真です。

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