ベータチタニウム オフィシャルブログ

2011年2月1日

工具のお話

この業界では大きく分けて、2種類の工具があります。

ひとつは「切削工具」と言われるもので、バイトやドリルがそれにあたります。

もうひとつは「測定工具」ですが、ネジ屋にはネジ屋の特殊な工具が存在します。
「リングゲージ」と「プラグゲージ」があります。

簡単に「リングゲージ」とはボルトの精度を測定するもので、「プラグゲージ」とはナットを測定するものです。

特殊なネジでない限り、ネジ部分はJIS2級にあうように作っています。

スルスルと入って行って「キュ」っと締まるネジというのが理想のネジです。

上がボルトを測定する工具で下がタップ穴を測定する工具となっています。

当たり前の話ですが・・・・・

弊社製品は、ネジ部の精度(JIS2級)を保証しています。

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2011年2月1日

Ibaraki University Racing お手伝い始めました。

なんだかんだとご縁がありまして、全日本学生フォーミュラ大会に参戦している
茨城大学Formula-SAE部のお手伝いをさせていただくことになりました。

IUTM-07

通常の二輪四輪のレースとはひと味もふた味も違う世界ですが、
ベータチタニウムとして、螺旋屋として、チタン屋として。
いろいろとお手伝いできれば面白いかと思います。

まずは、これを試さないと話が始まらない。

TIWN-Fz

さてさて、

あとは何しましょうかね??

仕上げていくのは楽しい作業です。

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2011年1月26日

新企画製品-試作-試走

今日は朝から試作品が仕上がってきました。

毎度おなじみベータチタニウムスペシャルXB9R 通称『生贄』
とりあえず全員が乗り慣れたバイクでテスト。

とりあえずフロントまわりを…

がっつりバラしてみます。

今日の試作品は『ステムシャフト』

つか純正のくたびれっぷりがすんごいすな…

純正ステムシャフトを取り外し、汚れを落として(あんま変わんなかったが…)とりあえず重量比較。

純正 330g
Ti64 220g

と、100gは軽くなってましたね。
肉厚は増してるんですけどやっぱり比重の差は大きい。

取付工程はすっ飛ばして完成。

まずは生贄号オーナー 製造のショウジ試走。

続いて工場長試走。

で、マツヤマとシャチョーも乗ってみました。

うん。

なんと言いましょうか…

全員一致の答えとして

『アクスルシャフト以来の感動』

でしたね。

どうやって言葉で表そうかと悩んでいますが、まだ試作の域を超えていないので細かなインプレッションは置いておこうと思います。

アクスルの時もそうだったんですが、最初の一本を固めるためにはどういう方向に持っていくのが一番良いのかという見極めが大事なので、とりあえず強度、剛性、重量と今から数パターン変えてテストは続けなきゃなんないんで市販はまだまだ先ですが結構早めに答えは出せそうな感じに一本目が仕上がってくれてます。

ただ、一般ライダーばかりのベータチタニウムの面々でこれだけ体感出来るということはそれなりに走れる方のインプレッションも交えて効果効能をしっかりと見極めたいですね。

しかしながら難点も一箇所…

アクスルの比になんないくらい目立たないorz

まぁ螺旋屋の製品なんてそれはある意味宿命ですね。

最後に一言。

ビックリしますよ、ホント。

以上、開発マツヤマでした。

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2011年1月20日

TMセロー③

こんばんは。毎度製造の庄司です。

さてさて前回の続きでございます。

結局そのまんまでは載らなかったのでシリンダーヘッドと腰下に分けることにする。

これでまず腰下のエンジンを横から入れることが出来ました。

次にシリンダーヘッドをフレーム上部から入れ・・・・・・・

入んない・・・・・・・

仕方ないのでシリンダーヘッドのフィンをサンダーで削る。

こんなもんかな?

入りました。よかった~。

でもキックがステップに干渉してる・・・・

さらに・・・・・

キャブのクリアランスがない・・・・

う~~~~~~~~~ん

やはりフレーム切らないとあかんか・・・・

今日はここまで!

以上製造の庄司でした。

PS、連休中にスキーに行きました。体バッキバキです。

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2011年1月18日

チャリンコ日記

久しぶりにカメラを手にしました。

いつもは松山任せで、「あれ撮って!「これ撮って」なんですが・・・・・

まずはカメラの使い方から勉強ですね。

そこで・・・・・・早速、撮った1枚を!

右から、バンジョーボルト・エアーブリーダー・パッドピン になります。

チャリンコのディスクブレーキ用ですので、ネジ部はM6とM4となり、自動車&バイクはM10とかM8ですので、やはり小さいですね。

こうした試作品を作る場合、サンプルからの実測値を計測し、CADで図面化してから・・・・改良するわけですが・・・・・

最終的に

このような図面を作って、寸法を入れていきます。

図面ができて、製品を作って完成となりますが・・・・・・

価格は?・・・・と、聞かれても・・・・・

チャリンコの部品は難しいです。

ありったけの技術やアイディアをつぎ込んで考えても、本体の価格を超えてしまうようでは困りものですね。

やはり、商品になるものを作らなきゃ・・ですよね!

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