ベータチタニウム オフィシャルブログ

2012年3月16日

転造ねじ

こんばんは、製造のショウジです。

まずは、この写真を。

これは、チタンの転造ねじなんですが、この螺旋山のなめらかさは転造でないと出来ないですね。

で、うちでは当たり前のように転造を行っていますが (螺旋屋なんで、材質はチタンに限らず様々な金属です。)

この中でチタンという名のつく材質の金属は(64チタンだけでなく純チタンでも)結構やっかいなんですね。

なぜか?

それは、転造機に非常によくないから。

ここでその理由を細かくは説明できませんが、なんせ色んな意味で転造機によくないんですね。

さらに、その中でも64チタンの螺旋の転造は輪をかけてやっかいです。

当社ではそんな64チタン螺旋の転造を3ミリピッチ0.5から行っています。

とにかく、64チタンの転造は大変なのですというお話でした。

以上製造のショウジでした。

ps、先日 目の前の工事現場から飛び込みでネジの制作依頼がきました。

会社の外観だけでよくうちが螺旋屋だとわかったなぁ・・・・・

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2012年3月13日

しゃぼん玉さん鈴鹿走行会行ってきました!


と、いうわけでしゃぼん玉さん主催の鈴鹿サーキット走行会に行ってまいりました!

写真も何枚か撮ったのですが、走行写真はストレートを流し撮りという暴挙に出てしまい、
帰って写真を見ながらよくよく考えると螺旋が全部流れてしまったというw

その他にも今回はキウチがアフリカツインで鈴鹿を駆け抜ける!
というネタがあったにもかかわらず、走行中に出展者仲間な方々とお昼ごはんにいってしまい、その駆け抜ける螺旋屋の社長見逃してしまいまして(笑)
まぁそんなこんなで丸一日楽しくやっておりました。

ブースの写真も残ってないという何しにカメラ持ってったんだという一日でしたが・・・

参加者の皆々様、スタッフの皆々様、出展業者の皆々様。

お疲れ様でしたっ!

次回は夏ですかね?

また鈴鹿でお会いしましょう~

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2012年3月9日

tipc?

こんばんは、製造のショウジです。

まずは、下の写真をご覧ください。

一見前回紹介したtipcナベボルトに見えますが、抜いてみると・・・・・・・・

首裏がテーパーになっているんですね。

いわば、ナベボルトとサラボルトのハイブリットといいましょうか。(言い過ぎ?)

通常はサラボルトなんですが、それだと工具の掛かりが浅いので不安だというお客様の

要望にこたえた形にしてみました。

キャリパーとの干渉も考慮しつつ、最大限掛かりやすいようにしてみました。

こんな形のこんなボルトが欲しい!というお客様のご要望にもワンオフ製作もいたします。

みなさんにとっての痒い所に手が届くようなボルトはいかがですか?

以上製造のショウジでした。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2012年3月5日

まぁよくいわれるんですよ。

まだまだよく言われるんですよ、

チタンは一気にバキッと壊れる。

曲がらずに折れる。

いやいや、

がっつり曲がりますから。

懐かしい写真が出てきたのでそんなことを書いてみた。

TAB6400 φ25

とうぜん中空加工無しのギッチリ詰まってる丸棒です。

熱も掛けずに曲げました。
方法は秘密です。

いま、この材料は某製鋼メーカーが研究の為に持っていって写真はもう撮れませんが。

ここまでキレイに曲げれる強さ。

それがTAB6400の魅力なんです。

曲がるからって弱いって意味じゃないっすよ。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2012年3月2日

tipc06シリーズ

こんばんは、製造のショウジです。

今日は僕のお気に入りの64チタンボルトの紹介をしたいと思います。

それは・・・・・・

これ。

tipc06シリーズ「ナベボルトの6ミリ」

用途は色々ありますが、僕の場合はここに使ってます。

どこっていうと・・・・・

ここ。

リヤフェンダーをとめてるボルトです。

オフを走っていると当然泥や砂埃で外装も汚れていくんですが、(もちろん、ボルトもね。)

チタンボルトは酸化被膜のおかげで比較的に汚れがつきにくく、またサッと洗ってあげるだけで輝いてくれます。

もちろん、錆びる事もありませんしね。

実際ロードバイクではお客様のスクリーンカウルボルトに5ミリのナベボルトが使われてたりします。

さらにこのナベボルトは、6ミリシリーズのなかでも数少ない鍛造材を使った仕様になってます。
(注意。低頭ナベボルトは丸材からの加工になります。)

実は3年程前に6ミリシリーズは材料のコスト、加工時間、等の諸問題により鍛造材から丸材に変更になりました。

しかし、6ミリのナベボルトは鍛造材仕様で残りました。

なぜか?

それはお客様からの要望が多かったからなんです。

デザイン的なこともありますが、内六角が5ミリ六角のため工具の掛かりがいいこともあったみたいですね。

実際6ミリのナベボルトで内六角が5ミリならば普通は首裏の強度は保てません。

逆に言うと鍛造材であるからこそ強度が保てるのです。

最近では自転車のお客さまが使ってくれたりしています。

で、僕の場合はオフロードの外装用ですが、みなさんならどこに使ってみたいですか?

一本のボルトにもちょっとしたがドラマがあるのです・・・・・・・

以上、製造のショウジでした。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

Facebook