ベータチタニウム オフィシャルブログ

2012年6月1日

1ミリのこだわり。

六月です。

会社にとっての新年度が始まります。気持ちを新たに精進をしていこうと思います。

こんばんは、製造のショウジです。

昨日は棚卸しでした。事務の皆さん本当にお疲れ様でした。

今日はカラーを作っていました。

実はこのカラー非常に作りにくくて今回三度目の制作チャレンジです。

で、やっと満足の行くものができました。

(1ミリと3ミリのカラー 後ろの丸材からの削り出し。)

とはいってもそんなにたいそうなものを作っていたわけではないんです。

作っていたのは1ミリ厚のカラー。

外径32ミリ内径28.6ミリ厚さ1ミリのカラーです。

このサイズを聞いてははぁ~んと思う人もいるでしょう。

そうです。

ここのカラーです。

自転車のハンドルの高さ調整のカラーです。

こだわる人は1ミリにこだわるらしい。

よくあるのはカーボンやアルミのパイプ材をカットしたものですが、そこを敢えての削り出し。

(知っているひともいるかと思いますが64チタンは丸材のみでパイプ材はないんです。)

そしてこの1ミリのカラーに悩まされていました。

(内側のバリが難点でした。)

最後の工程で出てくるバリを上手く取る方法がなかなか思いつかなかったんです。

それが今日突然ひらめきました。

で、やってみたら成功!

ずっと悩んでいた1ミリのこだわりが解消した1日でした。

以上、製造のショウジでした。

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2012年5月31日

5月31日~6月1日は棚卸です。

今日、5月31日と6月1日は棚卸となっています。
この2日間は電話でのお問い合わせはお控えください。
また、メールでのお問い合わせに関しましても、6月4日以降の回答となります事、ご了承ください。

どこの会社でも一緒なのですが、在庫点数が多ければ多いほど大変な作業になります。300点以上の在庫を数量を数えています。

今回の棚卸で12回目の棚卸なのですが、やはり棚卸ほど大変な日はありませんね。

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2012年5月26日

痛~い話。

こんばんは。製造のショウジです。

今日は2.5ミリのピンから長さ230ミリの長さのM10までと、振り幅の大きな一日でした。

色んな注文があるもんです。

そんな中、今日は痛~いお話。

金属加工には切子が付き物なんですが、これがまた作業の邪魔者でもあるんです。

例えば、加工物に絡みついたり。

例えば、刃物に絡みついたり・・・・・

etc、etc・・・・

で、取り除くわけですけど、ついつい素手で、ぴっと取ってしまおうとするんですね。

で、やっちまたな。となるわけです。それはもう見事に指先にスパっと。

しかしこれぐらいならまだましな方です。

入社したての頃は無知なもんですから、「切り子なんざぁ手で引っ張りゃ取れるわ。」

ぐらいにしか思ってませんでしたから、切子を手袋ごしにムンズと掴んで、うりゃあと引っ張ったら

その瞬間 指が落ちたかと思いました。(ニッパー使いましょう)

それから気をつけるようにはしてるんですけど、いつの間にか切れてますね。

多分週一で切り傷があるような・・・・・

そのほかにも、汎用旋盤で金属を削っていたらその切子が唇に跳んできてジュッと。

「熱っつ!」と思って頭を振っても既に焼けてついてるから取れない。・・・・

で、唇火傷しました。

とか、切子がメガネの隙間から入ってきて目に刺さったこともあったし。
(幸い取れました・・・・)

爪の間に切子が刺さったり、工具に手が引っかかって手が裂けたり・・・・

とにかく一週間無傷なのが今の目標です。

来週こそは・・・・・・!

以上製造のショウジでした。

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2012年5月24日

目的別螺旋

今日は螺旋屋さんとしてちょこちょこと。

日本特殊螺旋工業になったからにはやっぱりベータチタニウムとしてはあんまり表だって出していなかった螺旋も出していこうかと思います。通常の螺旋屋さんとしての仕事ですね。

いつもご紹介しているTAB6400というと締結力の強く軽い螺旋

今日はそれ以外で最近やった出来立てほやほやの螺旋。

C2720 真鍮ボルト

以前MIRAIさんにマン島用のEVレーサーのサポートの打ち合わせに行ったときに電気伝導率の高いボルトナットの話になり、ちょっと作ってみようかというネタになりました。EV車だとバッテリーがメインになるから結構効くかも?なんて考えて作ったんですがさぁどんなもんでしょうかね?

本当に伝導率だけを考えれば純銅がいいんでしょうけど、あまりにも強度が低いとお話にならないので真鍮(黄銅)をチョイス。色々と調べものや周りの電気関係の会社さんに色々伺ってみてとりあえずC2720でやってみようかと。しかしこういった電気関係を勉強していくと金属の表面粗さなんかも伝導率に影響があるようなので結構慎重に仕上げました。

正直こういった電機関係は不得意な私達ですが、螺旋にする事は得意。
ここから先のテストはやはり専門家の方とやらなければと。
やった事無いものは、まず作ってみなけりゃ始まらない。

机の上だけで得れるのは情報であって螺旋屋としての経験を積み重ねる為に色々挑戦したいです。

尼崎の某電気屋さんに相談したら

『アース取るボルトにええんちゃう?アーシング効果あがるかも?』

なんて言ってたのでそれも今後のテストですな。

とりあえず、この螺旋達はマン島へ旅立って現地でぶっつけテストしてもらいましょう♪

こちらは同じく今日旅立つEV車用のボルト

目的別。ブレーキ足回りリンク等々。
TAB6400は力が掛かって軽くもしたい。

そういう所に良いんです。

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2012年5月23日

ありそうで無い物

今日はチタン繋がりの同業者のところに行ってきました。

取引のあるなしに関わらず、同じチタンを扱う業者さんではこういう遊びをしているもんなんですね。

骨組みのところがチタンのパイプなんですけど、あまりに出来が良すぎてか?普通過ぎてか?
今まで何度も伺ってはいますが、初めて知りました。

チタン製でありそうでないものですね。

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