ベータチタニウム オフィシャルブログ

2013年3月1日

ただのボルトのようでいて実はそうではない。

こんばんは、製造のショウジです。

今日は、この写真から。

見るからに普通の寸切りボルトに見えますが実はこれが使われているところが面白い。

サイズはM4ミリ。

さて、何処でしょう?

実は、楽器のギターやベースの木部にねじ込まれ弦の振動を本体に伝えているものなんだそうです。

本来ですと、鉄あるいはステンレス等が使われているらしいのですが、

これを64チタンに換えたいとのお客様からの依頼で作ることとなりました。

ここで、思ったこと。

ただの螺子に見えてても実は、その背景には色んな意味があるのだな、ということ。

今回は金属の組織の性質に着目した製作依頼でした。

どんな音色なんでしょうね?

こんなふうに螺子の背景も紹介できたら面白いかなと思うショウジでした。

S様、色々情報ありがとうございました。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2013年2月22日

ワイヤリング

こんばんは、製造のショウジです。今週は手作業が多かったです。

その中でも特に多かったのがワイヤリング。(流行ってる?)

穴の数も空けるボルトも様々。

てなわけで、チョット紹介です。

まずは、ニ穴から。

続いて三穴

更に・・・・

うりゃ、六穴

コレ以外にも例えば・・・

ストレートキャップ(SC)に

とか、結構難しい

テーパーキャップ(TC)

ナットもありますよー。

コレ以外にもネジの先端の割ピン用の穴とかを空けたりもしてます。

詳しくはコチラを参考にして下さい。

以上製造のショウジでした。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2013年2月21日

明日

2月22日金曜日に尼崎商工会議所主催による「尼崎ものづくり博覧会」が開催されます。

という事で、

こんばんは、木内です。
この催しは尼崎の企業が一般の人を社内に受入れ、見学していただくという催しになっています。

このブログでも告知は行っていませんでしたので、当初想像していた人数より少なく、2名の方が見学に来らると言う事で若干、ほっとしています。

まだ2名程度の受入れは可能だと思いますので、AM9:00~9:30までに電話で予約してください。ちょっとしたお土産も用意しておきます。時間厳守の上、必ず電話で予約をお願いします。

あす、↓のぼりを会社の前に立ててお待ちしています。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2013年2月15日

内径加工

こんばんは、製造のショウジです。

早速ですが、まずはこの写真を。

これは、僕が使っているLCS250という機械なんですがいつもとチョット違います。

それはホルダーに付いてるドリルや内径バイトの数。8個のホルダーの内5個のホルダーを使って加工していきます。

どの工程で何を使っているかは皆さんで考えてみてください。

まずは、何も加工してない状態。

次に外径を加工。

穴加工します。

更に穴加工します。

違いわかります?

で、次に中を綺麗にします。

で、穴を更に空けます。

で最後に溝を内側に二箇所入れてやります。

で反対側を加工すると、

回転ボスのできあがり。

と、この様に内径加工には色んな工具を使って一度に加工することが大事なんですね。

何故なら一度外したら最後同心が取れなくなってしまうから・・・・
(とる方法もあるんですが、又コレが手間なんです。)

実は、いまだに内径加工はドキドキしたりします。

何故なら、切り粉のの逃げ場が少なくて、工具を折ってしまう可能性があるから。

というわけで、久々ドキドキのショウジでした。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2013年2月8日

密かな人気。

密かな人気。

陽極酸化処理の中で

密かな人気。

ウッドブラウン。

ボルト単体で見た時は若干地味な印象なこの色ですが、取り付けた後の構成物としてみた場合の渋さはピカ一です。チタンっぽくないのがかえって良い。あまりギラギラとしないながらもさりげない自己主張が出来る色ですね。

ちょっと引いた写真。弊社の工場長号です。

いかにもチタンっ!ってのも良いですが、溶けこむ自然な色合いも陽極酸化処理の魅力です。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

Facebook