ベータチタニウム オフィシャルブログ

2009年12月30日

2009年を振り返って。

もうすぐ2009年を振り返ってという事で、
いろいろと思い出しながらキーボードを叩いていこうと思います。

色んな意味で忘れられそうにない一年でした。

一番印象に残っているのはやっぱり鈴鹿8耐。

YOSHIMURA-TRICK☆STARの1-2フィニッシュですね。

今年の8耐でサポートした2チームが表彰台上位独占って、サポートさせてもらってる身としては両チームにこれ以上無い結果を出していただけたと感謝しました。そしてまたその場に居ることの出来た自分が幸せだったと思います。
それってただ単にサポートチームが活躍してくれたという事だけではなく、焼き付き、かじり、そして折れると世間一般で浸透している『チタンボルトのネガティブイメージの払拭』という事については鈴鹿8耐というレースでの結果は非常に大きいのです。
そして、勝てるチームが選んでくれたという誇りは、一介の螺旋屋であるベータチタニウムにとってはこれ以上無いモチベーションの向上になりました。

その他に今年のレースで印象に残っていたのは第一戦の鈴鹿。

いつもお世話になっているアサカワスピードさんが波多野祐樹選手と組んで出場すると聞いて、お手伝いさせてもらいました。突貫のマシン造りでしたが、その中で出来ることや新たな試みをふんだんにさせてもらいマツヤマ自身良い経験をさせていただいたなぁと思います。

そして2009年といえば四輪用部品の本格開始。

2008年にモニター開始してから特許取得の為の実験実験でなかなか思うように進まなかったのですが、今年9月にようやく特許申請も終わり晴れて販売開始でした。年始からも新形状ラインナップも増やしていこうと思いますのでまだまだ忙しいですが、わかりやすく感じやすいベータチタニウムの製品として続けていこうと思います。

また振り返って今年何をやったかなと考えるとベータチタニウムのウェブの刷新や、オンラインショップの刷新等々なんだかんだとWebに特化した年でしたね。慣れない分野ですが少しずつでもTi-6Al-4Vや螺子の事をご理解いただけれるようにこれからもがんばって更新します。

っで、更新と言えばこのブログ(汗)

まぁほったらかすことほったらかすことで非難轟々でございましたが、恐らく来年もこんな感じでのんびり行こうと思っております。

営業のタニグチや製造のショウジ、そして代表の木内も更新してくれると信じてっ!!

そしてそろそろニューカマーもご紹介しようかと思っておりますのでお楽しみに。

うん、

たまにはこんな日記も書いていて楽しいですね~
最近は真面目な感じか告知しか書いてなかったので(笑)

そいえばこの開発日記書き始めたときはこんなテンションだったなぁと思い出しました。

と、そんな昔の事を考えながら2009年最後の日記も締めさせていただこうと思います。

それでは良いお年を~☆

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2009年12月25日

金軸

茨城県のK-2PROJECTさんからのご依頼でデモ車用で、ZZ-R1400用フロントアクスルシャフト強化タイプ TiN仕様。

TiNっていうのは表面処理の一種なのですが、いわゆるひとつのチタンコートと呼ばれるものをTi-6Al-4Vへ。

ものすごく縁起の良さそうなシャフトに仕上がりました。実物をご覧になりたい方はK-2PROJECTさんまでどうぞ。

基本的にベータチタニウムで製品に対しての表面処理は陽極酸化処理を使用しますが、ご要望がありましたら別途お見積りになりますが通常のボルトナットからこういった一品物まで色々と表面処理は可能です。

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2009年12月16日

ナンバープレート専用ってわけでもなくなりましたが

装着したときに可能な限りフラットな形状に出来るナンバープレートボルトとして考えていましたが、とりあえずM6P1.0のボルトなのでナンバー用と固定せずにアクセサリーボルトとしてお使いいただければなと思います。

取り付けはφ2mm以下のピックツールでグリグリと回して装着。
締め付けトルクを計りながら装着が出来ないのであくまでも化粧ボルトということで。

TIPBT-S

TIPBT-L

フランジの大きさは2種類ご用意いたしました。

ご購入はコチラから。

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2009年11月9日

ホイールナットを考えて考えて

さてさて、

ようやく持ちましてホイールナットの発売までこじつける事が出来ました。
従来のTypeFeatherを造ってからはや数年の月日が流れましたが、
販売を開始してから常に言われていた

『もっと長いサイズが欲しい』
『袋ナットが欲しい』

この2つの案件をいかにしてクリアするかに頭を悩ませてまいりました。

正直な話、実際に自分でサーキットまで足を運んで、各協力会社の方々の作業を見るまではTypeFeatherで必要十分だと疑わなかったのですが、レース中での作業性や扱いを目の当たりにすると形状を考えなおす必要性を重々認識しました。

またTypeFeatherの形状も、極限まで無駄を削ぎ落とし、必要十分なサイズで締結させるという事に満足していたのですが、実際に取りつけた際のハブボルトの状態が丸見えになるという事は必ずしも良いことだけでは無いって事も勉強できました。

先日の日記で書いた『God is in the details』

神は細部に宿る。

よく耳にする言葉ですが、

たとえ‘神は細部に宿る’ことがあったとしても、
その‘細部’は最終的には‘全体’に統合されなくてはならない

あくまでもネジはネジ。

統合出来ない細部というのはある種のエゴだなと実感しました。

シンプル、
必要十分、
そして適度な存在感

考えて、想って、選んだ形。

TAB6400ホイールナットTypeStandard+ホイールナットエンドキャップ-テーパータイプ

ベータチタニウムの全てを詰め込んだネジの可能性とチタンの飛躍性の結晶です。

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2009年11月4日

体感試乗会

どうも、製造の庄司です。
先日、Buell LEO様にて土曜、日曜日と体感試乗会をさせていただきました。日曜日はあいにくの雨で出来ませんでしたが、土曜日は午前中からお客様がいらしてて、ご自分のバイクにチタン合金ボルトを装着しての体感試乗をしていただけました。
とてもスムーズにバイクが動くようになったとその場でご購入されるかたもいらっしゃいましたし、デモ車を見られて、これと同じものを造ってと御注文されるお客様もいらっしゃいました。
本当にありがとうございました。
また、直接ユーザーの方とお話もできたので、とても勉強になりました。
又機会があれば是非させていただきたいと思います。
御協力いただきましたBuell LEO様 ありがとうございました。

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