ベータチタニウム オフィシャルブログ

2011年12月1日

ずっしりがっつりなテストと週末について。

こないだ大阪~東京の500kmの旅の時に新しく来た200系ハイエースさんのホイールナットを中間地点のSAで夜中コソコソと交換してみた。
100系は昔テストで自分で運転した事があるんですが、今回は200系ということで納車してから1ヶ月くらいはノーマルを知ろうと純正ナットで走ってました。

んでですね。

ハイエースで直進安定性とかコーナリングとかそんなもん求めてどうすんねん、と

そう思われる方が多いと思うんですが・・・

コイツがまた結構笑えるほど変わります。

これは数台の車で測ったんですが、実際に乗った時の感覚で言えば

ハンドリングの応答性が上がる。
直進安定性が上がる。
そして振動が減る。

っていうのが大きな効果ですね。

で、

じゃあこの200系ハイエース。

一体どういった風な変化を感じるのか?

もちろんハンドリングの応答性も直進安定性も良くなったのは感じたんですが、
それよりも笑うくらいに実感できたのが『ロードノイズの除去』

今回はあえて『低下』じゃなくて『除去』と書かざるを得ないです。

実は隣にベータチタニウム社のではない人が同行していましたが、SA出て二人で思わず笑いました。

ここまで変わるか、と。

もちろん2.5Lのディーゼルターボなのでエンジン音は結構するんですが、
LTタイヤ(バン用商用タイヤ)でここまで静かになるのかとびっくりしましたね。

これは振動吸収なのか、それとも組み付け剛性なのか、
正直原因はまだ不明瞭な部分は残るんですが、まじめにホント変わります。

これ、ハイエースとの相性は凄いですね。

これ書いてて多分何故TIWN-TypeFなのか
何故TIWN-TypeSTD+WNEC-TPじゃぁないのか?

24穴だからケチったとかじゃないですよ。

ある部品をつけるのを前提としているからです・・・

それはもう少し先の話ですのでお楽しみに。

 

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2011年11月25日

知ってました?

こんばんは、製造の庄司です。

知ってましたか?尼崎市には実は「あんかけちゃんぽん」なる、B級グルメが存在するのです。

先日の姫路B-1グランプリにも出てたそうで、ちゃんぽん大好き庄司としては非常に興味をそそられる存在だなと。

で、先日尼崎商工会議所さんが作ったパンフレットがこれ。

中を開くと・・・・・・・・

尼崎市にある、あんかけちゃんぽんを出しているお店がたくさん・・・・・・

ん?

これは・・・・・・

そうです、当社もマップに載っているんですね。(あんかけちゃんぽんは売ってません)笑

尼崎商工会議所さんが工場見学とのコラボで作ったパンフレットなんです。

当社はこんなふうに地域に根ざした会社でもあるんです。

てなわけで、今から食べにいってきます~。

以上、製造の庄司でした。

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2011年11月24日

なんだかなぁと思うところとイベントのお知らせ。

ここ数年がかりでベータチタニウムがやってきたこと。

特に2輪のレースに携わり、市販品として売り出して行く際に色々とテストして育ててきたこと。
それはチタンのボルトに軽さと防錆以外の効果があるってことを考えてほしいってことなんですが。

最近はショップさんやお客様やからのご質問ご要望等を伺っていてもその辺って
結構浸透してきたんだなぁと実感できる事が多くなってきたんですよね。

正直今から6年くらい前ってチタンボルトに求められるものって軽さが殆どでしたね。
高強度低剛性のTi-6Al-4Vという種別の金属でTAB6400という規格の材料。

そこに熱間鍛造での頭部生成と転造処理による螺旋山の生成。

そして生まれる締結力と状態維持能力。

ベータチタニウムで造られる製品だからこその性能。

そんな事をちょくちょくとこのブログでも書いてきましたが。

まさかそのまま他社のセールストークに使われるとは・・・

まぁそれだけ『チタンのボルト=軽い』っていう図式が崩れてきてくれたんだなと喜ばしい事だと思っておきます。

同じ効果があるかはわかりませんがね。

なんだかなぁと思いました。

さて、気を取り直して今週末もイベント出展!!

今週末はライコランド多摩境さんで土、日とイベント出展します!

新製品で持っていくのはEXSTD-KW01とか、ちょこちょこ仕上がってきたワンオフ品。
後は驚異のアクスルシャフト10種類!!!!

もう色々もってっちゃいます、ハイ。

それでは皆様また週末お会いしましょう!

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2011年11月18日

初鈴鹿サーキット

こんばんは、製造の庄司です。

火曜日に行ってきましたよ。しゃぼん玉さん主催の鈴鹿サーキット走行会。

ついに走りました、鈴鹿のフルコース。

感想はというと、外から観戦するのと、実際に走るのは大違い!衝撃でした。

いや~、とっても貴重な体験ができました。

前日までのイメトレはただのイメトレに終わりました(笑)

しかも、ドキドキしてなかなか寝付けず。

当日は朝方に小雨がぱらつきましたが、走行会中には晴れてきてとりあえず、ホ。

走行枠は12時半からの30分と3時半からの30分の2本で走りました(もちろん先導車付き)。

一本目はピットからゆっくりとスタート。ついにキター!などと喜んでる暇もなく1コーナーへ。

なんて広いサーキットなんだと感動しつつ、2コーナーからS字コーナーへ。

この区間はとても気持ちがよかったです。

さらに、逆バンクコーナー(走る前はキャンバーになってると思ってた。)

続いてダンロップコーナーからデグナ―カーブへ。

「ここは視覚的にも見えにくく狭く感じる事から転倒者多いですよ~。」
と朝のブリーフィングでも言われてたのでゆっくり通過。

立体交差をくぐってヘアピンカーブへ。(テレビでみるよりも広く感じた。)

200Rシケインを抜けてスプーンカーブへ。あまりにも幅が広くてしかもコーナーのRが複合してるので
どこで曲がり出したらいいのかわからず、とにかく先行車に必死でついていく。

西ストレート。一キロあるらしいんですが、あっとゆうまでした。

さらに130R。(コース外に飛び出してしまうかと思った。)

で、一周目はピットインしてピット前をスル―して2周目に突入。

当然みなさんペースアップ。2コーナーで今までに体感したことのない横Gを感じる。
こんなGの中で八時間走るの!?と、びっくり。

その後各コーナーを通過して先ほど通ってなかったシケインへ。
フラッグマーシャルがいなければわかりませんでした。

で、最終コーナーからストレート。とりあえず全開!
よくまあ、このスピードでピットボードの確認ができるなぁ、と思った。

などと感心してる間もなく1コーナー。
とある店長曰く、「150メートル看板過ぎるまでアクセルもどしちゃだめよ。」
のいいつけを守ったら曲がれん!と思ったので200の看板からブレーキング。
パットが一気になくなったかと思った・・・・

その後もすごい!すごい!の連発であっというまに一本目終了。

ピットに戻ってきたときには心臓バクバクでした。

二本目。
一本目の走りを反省し色々と気をつけながら走ることにする。特にブレーキング。

当たり前のことかもしれないが、スローイン、ファーストアウト。

などを考えて走ってると楽しさとアドレナリン倍増でコロッとコースを忘れてました。
デグナ―で、あっと思った時にはブレーキ遅れで曲がれません。

そのままグラベルをオフロード走行してしまいました・・・・・

こけずにコースには戻ったものの、これ以上はこけるかもと思ったので、残り8分程残してピットに戻りました。

とはいえ、本当に楽しかったです!なにより、サーキットは公道と違って余計な心配をせずに思いっきりはしれるんですから。

次回もぜひ参加したいと思いました。

以上、未だにサーキットの余韻が残ってる庄司でした。

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2011年11月16日

朝から外出してました。

今日は朝から会社から西に向かって外出してました。
その会社の社長とは面識はありましたが、会社へ訪問するのは初めてでした。

会社の敷地内に横たわる材料。
10年ほどチタンに関わってますが、初めて見た表記です。

「TAF6400」

Titanium Alloyまでは分かるのですがFってなんですか?
そこの社長に聞くと「Forging」とのことでした。

Fとは鍛造品だということです。(会社の図面に表記しているTAB6400のBはbarの略です。)6400は国内生産の64チタンです。

ちなみに写真のブツですが、φ350で長さが500mm程度。
巨大すぎて重量の計算ができません。(笑

普段はφ70までの材料がほとんどですから、その奥にはもっと巨大なTF340(チタン2種)が無造作にありましたが、重量も金額も計算しようとも思いませんでした。

電柱のようなブツも、光っているブツも、すべてチタンでした。
手前の「1-1」と書かれているのが上の写真のブツです。(笑

まだまだ、知らないチタンの世界があります。

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