ベータチタニウム オフィシャルブログ

2012年3月22日

ネジの精度

堅苦しいタイトルになりましたが、今日は「ネジの精度」についてです。

常にお客さまからの依頼で別注品が社内にありますが、「同じボルトを製作」との依頼がきたときに、時々悩む事があります。
どこまで再現すればいいのか?ネジの精度が社内の基準に合わないとなれば尚更です。最終的にネジが基準に合わない原因を見て判断します。

ボルトはボルトとナット(もしくはタップ穴)があって、初めて機能する部品であって、ボルト単体では意味がありません。

当然の事ながらボルトとナットにははめ合い公差が存在し、オートバイ・自動車・自転車に使われているボルトのネジ等級は、JIS2級のものが99.9~100%です。
いわゆる機械構成部品のネジ等級はJIS2級という取り決めがあるからですが、意外と知らない人も多いことに驚かされます。

ネジの取り決めというのは、JISハンドブックを読んでも、ある程度の経験を積まなければ理解できない部分が多々あるからです。

たかがネジ。されどネジ。

製造メーカーでこれらの事を理解するには、やはり3年はかかるでしょうね。

それでは、来週はもう少し突っ込んで書いていきたいと思います。

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2012年3月16日

転造ねじ

こんばんは、製造のショウジです。

まずは、この写真を。

これは、チタンの転造ねじなんですが、この螺旋山のなめらかさは転造でないと出来ないですね。

で、うちでは当たり前のように転造を行っていますが (螺旋屋なんで、材質はチタンに限らず様々な金属です。)

この中でチタンという名のつく材質の金属は(64チタンだけでなく純チタンでも)結構やっかいなんですね。

なぜか?

それは、転造機に非常によくないから。

ここでその理由を細かくは説明できませんが、なんせ色んな意味で転造機によくないんですね。

さらに、その中でも64チタンの螺旋の転造は輪をかけてやっかいです。

当社ではそんな64チタン螺旋の転造を3ミリピッチ0.5から行っています。

とにかく、64チタンの転造は大変なのですというお話でした。

以上製造のショウジでした。

ps、先日 目の前の工事現場から飛び込みでネジの制作依頼がきました。

会社の外観だけでよくうちが螺旋屋だとわかったなぁ・・・・・

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2012年3月15日

3月13日に鈴鹿サーキットへ行ってきました。

愛知県のバイクパーツ量販店シャボン玉さんのイベントで、久しぶりに鈴鹿サーキットに行ってきました。

1年に数回、鈴鹿サーキットのフルコースの「走行会」を開催されているそうで、そのイベントに参加させていただきました。

内容は25分の走行枠が2回以外に「マイバイクラン」というのがありまして、バイクは250CC以上のバイクで先導車に後について2周走行するという鈴鹿本コースを体験できる設定がありました。
「マイバイクラン」とは、いつものバイクで・いつもの服装で・いつものバイクでというのがコンセプトのようで、私はアフリカツイン、ジーンズにジェットヘルメットと普段の姿で走りました。その他に目立っていたのはハーレーが2台。二人乗りもOKとのことですので、みなさんそれぞれのスタイルで走ってらっしゃいました。

それ以外に「施設ツアー」「本コースバスツアー」というのがあって、「施設ツアー」では普段では入れない空間に入らせていただきました。

このような感じでサーキットが管理されているんですね。

今回、一番楽しませてもらったのは「バスツアー」ですね。バスガイドはJSB1000のライダー寺本孝司選手

今まで全日本のレースの時にピット裏で何度も顔を見て、「きっと、怖い人」だと思っていましたが、ガイドとして話し出すと面白いこと。(笑

「マイバイクラン」「施設ツアー」「バスツアー」と、今までに体験したことの無い事を体験させていただきました。

その後、一般の方は終了後の「じゃんけん大会」があり楽しめたんではないでしょうか?

私としては、また参加したいイベントで本当に楽しませていただきました。

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2012年3月13日

しゃぼん玉さん鈴鹿走行会行ってきました!


と、いうわけでしゃぼん玉さん主催の鈴鹿サーキット走行会に行ってまいりました!

写真も何枚か撮ったのですが、走行写真はストレートを流し撮りという暴挙に出てしまい、
帰って写真を見ながらよくよく考えると螺旋が全部流れてしまったというw

その他にも今回はキウチがアフリカツインで鈴鹿を駆け抜ける!
というネタがあったにもかかわらず、走行中に出展者仲間な方々とお昼ごはんにいってしまい、その駆け抜ける螺旋屋の社長見逃してしまいまして(笑)
まぁそんなこんなで丸一日楽しくやっておりました。

ブースの写真も残ってないという何しにカメラ持ってったんだという一日でしたが・・・

参加者の皆々様、スタッフの皆々様、出展業者の皆々様。

お疲れ様でしたっ!

次回は夏ですかね?

また鈴鹿でお会いしましょう~

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2012年3月9日

tipc?

こんばんは、製造のショウジです。

まずは、下の写真をご覧ください。

一見前回紹介したtipcナベボルトに見えますが、抜いてみると・・・・・・・・

首裏がテーパーになっているんですね。

いわば、ナベボルトとサラボルトのハイブリットといいましょうか。(言い過ぎ?)

通常はサラボルトなんですが、それだと工具の掛かりが浅いので不安だというお客様の

要望にこたえた形にしてみました。

キャリパーとの干渉も考慮しつつ、最大限掛かりやすいようにしてみました。

こんな形のこんなボルトが欲しい!というお客様のご要望にもワンオフ製作もいたします。

みなさんにとっての痒い所に手が届くようなボルトはいかがですか?

以上製造のショウジでした。

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