ベータチタニウム オフィシャルブログ

2012年4月5日

第2回 JBCF 白浜クリテリウムに行ってきます。

行ってきますと書いていますが実際には見学に行ってきます。

先程までクリテリウムの意味も分かりませんでしたが、調べてようやく理解出来た次第です。

今回は
BICYCLE STUDIO MOVEMENT
チームNFCC-COMPETITION

高橋真吾選手が出場するとのことで、現地に行って生の声を聞いてこようと思っています。

やはり、「軽量化」と「締結力」を兼ね備えた金属は、チタン合金の中でも64合金しかありません。

私もそうですが、高橋選手もステム周りのボルトを交換する事での剛性が上がり、確実にぺダリング出来るようになる事を体感しています。

当日は高橋選手の自転車に注目ですよ。

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2012年3月30日

いままでも。これからも。

こんにちは、ベータチタニウム製造のショウジです。

ベータチタニウム名のブログとしては最後ですが、今まで培ってきた経験、技術とともに、これからも、これまでどおり、製造の人間としてしっかりとした物づくりに励みたいと思っています。

そして、以前にも書きましたが「64チタンのネジならベータチタニウムやで」と言われるだけでなく、「ネジのことなら日本特殊螺旋工業株式会社に頼もう」と言われるような物づくりをしていきたいと思っています。

以上簡単ではありますが、ベータチタニウム製造としてのご挨拶とさせていただきます。

で、新社名になって早速ではございますがイベントの告知です!

今度の4月1日、bicycle studio movement さんがオープン一周年記念のイベントを行います!

当社も参加させていただきますが、実際に自転車に64チタンボルトを装着していただいて、64チタンボルトがどのようなものかを体感してもらえたらと思っています。

詳しくはbicycle studio movement さんのブログで!

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2012年3月28日

チタン合金な話

松山のブログに引き続き、このブログを書くことになります。

私は、創業以来からベータチタニウムという社名で64合金に関わってきていますが、当初は駈け出しでもあり、「名前の知らないメーカーのチタンボルトなど売れない!」とよく言われましたし、売り上げが全くない月が数カ月続くこともありました。

そんな中、今までやってこれたのも社員努力やお客様のお陰だと痛感しています。

先日、ボルト製造の同業者から「このチタン合金ホイールナットのほうがベータの製品より安いけど・・・・・」と差し出されました。

創業以来、常にこのような案件は舞い込んできますし、確かにこう言った話に気を揉みながらここまで来た事は確かです。

先方で硬度を測定したところ「HV400以上」とのこと。

二人揃って、「非常に材質が気になる!」

それなりに二人とも製造コスト・材料原価は理解しているので、二人の経験値だけではこの材質は判別不可能でした。

数日後、成分に関する分析結果が出たとのことで電話がありました。

結果、「チタンを主成分になんでも入ってる。」

詳しく聞くと「チタンを主成分にバナジウム・アルミ・クロム・ニッケル・モリブデン・マンガン・鉄・・・・など」

この分析結果と硬度等から分かった事は「スクラップや切削クズを再溶解し固めた材料」。
材料費では到底太刀打ちできません。

チタン合金と言う事らしいのですが、どの規格の合金なのかも説明が付きませんし、次回ロットの成分も同じである事すら保障できないだろうと思われます。

やはり、チタン合金は日本の製鋼メーカーが作った材料が一番です。

時々、「国内の材料」という言葉を見ますが、これも創業当初から言い続けてきた言葉です。

ベータチタニウムの代表として最後のブログになりますが、4月から「日本特殊螺旋工業株式会社」の代表としてのブログになります。

今後ともよろしくお願いします。

株式会社ベータチタニウム
代表取締役  木内 宏昌

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2012年3月27日

軌跡

行きと帰りで合計首都高に5時間以上つかまりました。

恐らく技術開発として書くかいはつにっきは今日で最後。

明けちゃいましたが月曜担当マツヤマです。

突然ですが来月4月16日に発売、クレタパブリッシング様より発行されるカスタムピープル Vol.108でベータチタニウムとしてはでなく、日本特殊螺旋工業株式会社ベータチタニウムとして初のメディア掲載をして頂くことになりました。
先週モーターサイクルショーの搬入の後、クレタさんの編集部で編集長の吉田さんと編集部員の小笠原さんと二人掛りでお話を聞いていただいたんですが、その時に出た会話の中から色々とこの数年間を思い出したんですよね。

実はベータチタニウムに私が入って、二輪部品を担当しだしてから始めて取材に来てくれたのが、カスタムピープル誌(2007年6月号Vol48)でした。その時に来てくれたのは今回と同じ吉田編集長。

取材の合間に出てきた会話で感慨深かったのは『64チタン』という単語。

2007年当時はチタンボルトっていう表記が当たり前の時代でした。

そこからしつこいくらいにずっとTi-6Al-4V。64合金。64チタン。
純チタンとは性質が違うんですと私は色んな方法で世に訴えてきました。

それは自社製品の宣伝というところも当然ありますが、チタンと純チタンと64チタンとの混載による安全性への訴えでもあり、Ti-6Al-4Vの有効性の訴えでもありました。今でこそこのブログの読者諸兄は当然その差異を理解している方が多いですが、2007年という時代ではやはりまだチタンは全て一括りだったと記憶しています。

今回の会話の中で編集長が言った『64チタンで表記してますよ』

この一言が当たり前になったんだなと感じるだけでベータチタニウムとしてやってきたことが報われたなと感じます。

6年前、2007年と2012年。

時間にして小学生が卒業するまで。

ベータチタニウムとして二輪業界に入っての期間と似た期間です。

今回取材いただいた内容である意味卒業できそうだな、と思えました。

今週いっぱいでベータチタニウム社ではなくなります。
しかし、培ってきたものは新たなブランドとして血とし肉と出来ればとな思います。

株式会社ベータチタニウム 技術開発 松山

この名前でブログを書くのも最後だと思うと感慨深いものを感じますが、
来月からは日本特殊螺旋工業株式会社として気持ち新たに、初心忘れず邁進していく所存であります。

これからも株式会社ベータチタニウム改め

日本特殊螺旋工業をよろしくお願いいたします。

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2012年3月23日

春の試作っ

こんばんは、製造のショウジです。

先日、bicycle studio movementさんから「アルミでまがちゃったから64チタンで作って」との依頼が

何をかというと・・・・・これ。

アルミの曲ったボルト。

を64チタンで作ると・・・・

こうなる。

でどこのパーツかというと・・・・・

ココ。

自転車の変速機のワイヤー調整ボルトだったりする。

別バージョンの軽量化タイプ

おっと、もう一つ試作が。

軽量化ということでは、以前から作ろうとしてたステムのトップキャップ&ボルトが出来たので、試着してもらいました。

特にこだわったのは六角を5ミリ六角にして尚且つ掛かりを十分な深さでとったことによって工具の使いやすさを実現しました。

現在bicycle studio movementさんにて展示中です!

以上製造のショウジでした。

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