2012年6月14日
チタンボルトの焼き付きについて
チタンボルトの焼き付き性について考えてみました。
まず、前提条件が出てきます。
1、材質が明確であるか?
他の材質と比べるなら、最低限引張強度と硬度ぐらいは、比較の参考として控えておいてください。硬度の低い材質ほど焼き付きやすく硬度の高い材質ほど焼き付きにくいものです。また、切削ネジに比べ、転造ネジは組織が微細になり表面硬度が上がります。
2、ネジの規格に準ずるものであるか?
国内のオートバイ・自動車などの機械部品の99%はJIS2級もしくはISO規格6gのボルトが使用されています。規格の違うものでは焼き付きが起こる場合があります。
3、キズ・バリなどが無いか?
キズやバリがあると規格のネジゲージは通りません。
いわゆる上記の条件をクリアしても焼き付く場合に表面処理を必要とします。
弊社製品で焼き付きのトラブルに関する報告は受けていませんが、ただ、単に焼き付きの事で聞かれたらこのような回答になります。
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2012年6月11日
2012.06.10 T.O.T
と、いうわけでT.O.Tに行って来ました!
今回お手伝いしたのはサンクチュアリー東京ウエストさんのレーサーです。
出場クラスがモンスタークラスということで、今回は特にブレーキ周りを重点的に換装。
陽極酸化処理のマジョーラブルーにワイヤリング処理がレーサーっぽいですね。
今回お隣のブースは、たまたまTOSH TECさんで以前走らせたレーサーを展示。
ベータチタニウムロゴもばっちりです♪
TOSH TECさんに飾ってあったチタンチャンバー。
こんな仕事してるんで、チタンを持ちなれてはいる私ですが
それでも持った瞬間に『軽っ!!』って思わず口に出ましたね(笑)
みなさんも機会があれば是非触らせてもらってください。
レースは残念ながら5周目転倒リタイア。
次回の11月でリベンジですね、道岡さん。
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2012年6月8日
自転車走行会
今日から梅雨入りだそうです。蒸し暑い季節がやってきました。
皆さんいかがお過ごしですか?
こんばんは、製造のショウジです。
そんな本格的な梅雨入り前の昨日の夜、bicycle studio movementさんの自転車走行会に参加してきました。
夜9時のお店の閉店と同時に臨海堺浜に向けて出発です。
因みに僕だけMTB・・・・・・・
行けるのか?という心配がありましたが皆さん現地までウォーミングアップをかねてゆっくりと行きます。
約30分で現地に到着です。
(対岸の照明がきれいです。)
近くのコンビニで現地集合組を待ち、サポートも入れて総勢13名が集まりました。
中にはうちのボルトを装着している人も。
コースは工業地帯の外周路(約4キロ)を4周です。
最初の2周はみんなでローテーションしながらの隊列走行です。
ここはなんとかMTBでロードについていけました。というかなかなか楽しかったです!
しかしその後の2周は何組かにわかれてのチーム戦ですがここでロードにぶっちぎられました。
本人必死に食らいつこうとするんですが、単独になったとたんズルズル後退です。
もう、脳に酸素がいってないのがわかるぐらい大変でした(笑)
とはいえ、走り終わった後は最高に気持ちよかったです!
また参加させてください!
以上製造のショウジでした。
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2012年6月4日
イベント用テントが新しくなりました!
イベント用テントが新しくなりました!
と、いいつつも他社さんの使ってるでっかいロゴ入りではなく、白地にドメインだけでございますが。何気にこれ、結構うれしいです。ハイ。
なんかメーカーっぽいなぁ
とか、螺旋屋の分際ではございますがウキウキです。
しかしとりあえず直近のイベントはT.O.Tなのですが、多分使いません。
なぜならば。
サンクチュアリー東京ウエスト&サンクチュアリーレッドイーグルさんのテントを間借りするからなのです!
今回のテイストオブツクバで東京ウエストさんをサポートでお手伝いするご縁で一緒のテントで出展させていただくことになりました。当日は東京ウエストさんのZレーサーに色々と螺旋を装着しておりますので是非是非お声かけくださいませ。
んでもって。
いろんな方にお待たせしました。
日本特殊螺旋工業謹製
Ti-6Al-4V Full lathe turning chopstick!
(写真は某試作品の嫁ぎ先からお借りしました。だって現物ないんだもん)
たぶんコレは持って行きます。
お箸って、日常使うものですから形状と重量のバランスが物凄く大事で
製品化出来るモノになるまで結構苦労しました。キウチが(笑)
そんなキウチの自信作。
形状もですが
材料の拘りが今回はマジです。
コレを書いてしまうとベータチタニウムヘビーユーザーさんはピンと来る方も多いでしょうが
正式に販売開始までは少々お待ちくださいませ。
なんせ公表したは良いけどまだ値段も決まってない・・
まぁ
もうすぐお手元にお届けできると思います。
そんなこんなでネタ無いとか言いながら結構書いた。
がんばった。
俺、がんばった。
それでは皆様、今週末は筑波サーキットでお会いしましょう♪
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2012年6月1日
1ミリのこだわり。
六月です。
会社にとっての新年度が始まります。気持ちを新たに精進をしていこうと思います。
こんばんは、製造のショウジです。
昨日は棚卸しでした。事務の皆さん本当にお疲れ様でした。
今日はカラーを作っていました。
実はこのカラー非常に作りにくくて今回三度目の制作チャレンジです。
で、やっと満足の行くものができました。
(1ミリと3ミリのカラー 後ろの丸材からの削り出し。)
とはいってもそんなにたいそうなものを作っていたわけではないんです。
作っていたのは1ミリ厚のカラー。
外径32ミリ内径28.6ミリ厚さ1ミリのカラーです。
このサイズを聞いてははぁ~んと思う人もいるでしょう。
そうです。
ここのカラーです。
自転車のハンドルの高さ調整のカラーです。
こだわる人は1ミリにこだわるらしい。
よくあるのはカーボンやアルミのパイプ材をカットしたものですが、そこを敢えての削り出し。
(知っているひともいるかと思いますが64チタンは丸材のみでパイプ材はないんです。)
そしてこの1ミリのカラーに悩まされていました。
(内側のバリが難点でした。)
最後の工程で出てくるバリを上手く取る方法がなかなか思いつかなかったんです。
それが今日突然ひらめきました。
で、やってみたら成功!
ずっと悩んでいた1ミリのこだわりが解消した1日でした。
以上、製造のショウジでした。
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