2007年9月4日
RIDGE 第14回 HOTDOG大運動会の三時間耐久レース
以前の記事で続きは次回と書いてしばらくたってしまいました。
さてベータチタニウム製Ti-6Al-4Vホイールナットを装着したRIDGEのレーシングマシン、
その名もフォーティーナイナーズ+SOHO”エリー”
今回のレースは
1000ノーマル
1000ライトチューン
1000チューン
1300ノーマル
1300ライトチューン
1300チューンの全クラス混走で各クラスによってピットストップの時間を変えるハンディキャップ形式でのレースでした。
RIDGEのエリー号が走ったのは1300ノーマルクラス、
○秘以外はほぼストックエンジンでの出走です。
これでもノーマルクラス。
なんだか後姿に圧倒されます。
第一ドライバーのRIDGE上林さんと完全にレース用に作り変えられた車内
ホームストレートを疾走するエリー号
タイムは2分10秒前後で周回
ドライバー交代
レースは三時間終了間際までトップを走行していましたが
フラッグ指示ミスのペナルティーストップで総合3位となりました。
今回はMINI用Ti-6Al-4Vホイールナットを実際にレースに使用してみましたが、走行後も焼付き、カジリ等不具合無く脱着できました。
以下、走行したドライバーのコメント
「明らかに前回よりも疲労の度合いが少ない」
「路面からの情報が良く伝わるようになった」
「いつもの50分の走行が30分くらいに感じた」
「岡山国際の2コーナーとリボルバーの向き変えが強烈、縁石の狙った所を走って行く」
「意識しないと曲がりすぎる」
と、ありました。
これはTi-6Al-4Vホイールナットの効果が顕著に現れた結果だと感じています。
ホイールナットという決していままで重要視されていなかったパーツで、実際に効果の体感できるパーツが出来るって非常に面白いと思いませんか??
今回はホイールナットというパーツを造ってテストしてみましたが、これからも色々と効果のありそうな所のパーツを作って行きたいと思います、引き続き楽しみにしていてください。
カテゴリー:取り扱いショップ紹介
2007年9月3日
Buell Fun Ride Dayブース出展
9月1日に鈴鹿ツインサーキットにてBuell正規ディーラーペガサス関西&ブルーモンスター主催で行われた
Buell Fun Ride Dayにブース出展で参加してまいりました☆
事前の天気予報を裏切る好天で非常に活気のある雰囲気の中、一日中Buellのサウンドが響き渡るイベントでした。
今回は実際にベータチタニウム製ディスクローターボルトやアクスルシャフトを装着されているお客様のお話やご意見を聞くことが出来て良かったです。
また今回のイベントではベータチタニウムから参加賞の製品を出させていただきました。
今回のイベント用製品はコチラ!!
え?
ナニか解らない??
それでは拡大してみましょう
耳掻きです☆
mimikakiデス☆
チタン製です
しかもTi-6Al-4V製ですw
ここまで細くすると純チタンでは曲がってしまう為、贅沢にもTi-6Al-4Vで作成。
たまにはこんなモノを造るのも楽しいですね☆
当たった五名のお客様、大事に使ってくださいね~
カテゴリー:イベントレポート
2007年8月29日
NOBLESTさん訪問~二号機レーサー始動~
以前の記事でご紹介させていただいたTEAM SANCTUARY with NITRO RACINGのレーサー二号機です。
今回はちょうど走行テストと出張が重なっていたので色々とお話をさせていただく事が出来ました。
社内のピットで
筑波サーキットでの走行前チェック
走行直前のブリーフィング
レーサー開発担当の笹賀氏 データの管理にもぬかりは無い
Zレーサー二号機
今回のテストはあくまでもシェイクダウンだったのですが、驚くほどのタイムを叩き出したTEAM SANCTUARY with NITRO RACING
10月21日に行われる【T.O.T~テイスト オブ ツクバ】が非常に楽しみです。
カテゴリー:取り扱いショップ紹介
2007年8月28日
Remotionさん訪問
出張中にMoto Garage Remotionさんに訪問させていただきました。
こちらはHONDA車系のカスタムショップで中でもCBX1000のカスタムが有名です。
店内は落ち着いた感じのショップです
CB系の車両が店頭に並びます
CBX1000
機能美と力強さとを感じさせる直列六気筒エンジン
店内にもCBX
HONDA製六気筒つながりでしょうか?Valkyrie Runeまで置いてありました
店内の様子
H.I.Dもオリジナルを取り扱っています
ピットの様子
Remotion横川さんをこそっと激写
Remotionさんからは毎回面白い御注文を頂いています。
ワンオフ製品の図面を引いてまで妥協の無いカスタムを実現してくれる拘りのお店。
型にはまらないカスタムをお求めの方にはオススメです。
Moto Garage Remotion
東京都西東京市南町 1-5-11-1F
TEL 042-469-3412
FAX 042-444-2442
営業時間 11;00~23;00
定休日 水曜日
カテゴリー:取り扱いショップ紹介
2007年8月27日
チタン合金を改めて考える
ご無沙しています、ベータチタニウム技術開発 松山です。
昨日まで関東方面出張していましたが本日より復帰します☆
さて、今回の出張の目的は日本チタン協会様から関西大学工学部先端マテリアル工学科 杉本隆史教授が教鞭をとる 関西大学技術交流セミナー「チタン合金設計」という勉強会を教えていただき、そのセミナーに参加するためでした。
今回のセミナーの中身はチタン合金Ti-6Al-4Vで製品を製造するベータチタニウムにとって非常に勉強になることが多かったです。
まずはチタンを取り巻く世界的環境として、やはり次世代のマテリアルであり、これから最も期待されている金属であることを再認識しました。
例えば各時代の最新テクノロジーの集約である航空機分野でのチタン使用料の推移をボーイング社の機体で見てみると
1960 B707 チタン使用料約1%
1995B777 チタン使用料約9%
現在 B787 チタン使用料約19%
従来航空機分野ではアルミニウムがその機体成分の殆どを占めていましたが、最近ではマグネシウムやCFRP(炭素繊維強化プラスチック)やセラミック、そしてチタンにバトンタッチをしてきています。
アルミニウム、マグネシウム、セラミック、カーボン、そしてチタン
世界には色々な材料が有り、様々な新しい技術があります。
私たち製品加工会社は新しい合金を生み出す事は出来ませんが、新しい加工技術を生み出す事は出来ます。
講義の中で杉本教授が言っていた言葉
「材料は命の無いものなんです、だけど疲労もするし事故も起こす、まるで生きている様に」
だったら我々はその材料に形状から機能を付けて命を吹き込もうと思いました。
カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ
ブログ内検索
- 最近の記事
- アーカイブ
-
- 2024年10月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (2)
- 2023年10月 (1)
- 2023年7月 (1)
- 2023年2月 (1)
- 2023年1月 (1)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年4月 (1)
- 2022年3月 (1)
- 2021年12月 (1)
- 2021年9月 (1)
- 2021年8月 (1)
- 2021年5月 (1)
- 2021年4月 (1)
- 2021年1月 (1)
- 2020年9月 (1)
- 2020年7月 (1)
- 2020年6月 (1)
- 2020年5月 (2)
- 2020年3月 (2)
- 2020年1月 (2)
- 2019年12月 (1)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (1)
- 2019年9月 (1)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (2)
- 2019年5月 (2)
- 2019年4月 (2)
- 2019年3月 (1)
- 2019年2月 (2)
- 2019年1月 (1)
- 2018年12月 (2)
- 2018年10月 (1)
- 2018年8月 (1)
- 2018年4月 (2)
- 2018年3月 (1)
- 2018年1月 (1)
- 2017年10月 (1)
- 2017年9月 (2)
- 2017年7月 (1)
- 2017年5月 (1)
- 2017年4月 (2)
- 2017年3月 (2)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (1)
- 2016年9月 (1)
- 2016年7月 (2)
- 2016年6月 (1)
- 2016年4月 (3)
- 2016年2月 (2)
- 2016年1月 (1)
- 2015年8月 (1)
- 2015年7月 (1)
- 2015年2月 (2)
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (2)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (3)
- 2014年9月 (1)
- 2014年8月 (3)
- 2014年6月 (1)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (2)
- 2014年3月 (5)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (4)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (3)
- 2013年9月 (2)
- 2013年8月 (2)
- 2013年7月 (3)
- 2013年6月 (3)
- 2013年5月 (4)
- 2013年4月 (6)
- 2013年3月 (5)
- 2013年2月 (5)
- 2013年1月 (8)
- 2012年12月 (7)
- 2012年11月 (4)
- 2012年10月 (5)
- 2012年9月 (9)
- 2012年8月 (10)
- 2012年7月 (11)
- 2012年6月 (10)
- 2012年5月 (11)
- 2012年4月 (10)
- 2012年3月 (12)
- 2012年2月 (16)
- 2012年1月 (8)
- 2011年12月 (9)
- 2011年11月 (7)
- 2011年10月 (9)
- 2011年9月 (2)
- 2011年8月 (5)
- 2011年7月 (3)
- 2011年6月 (5)
- 2011年5月 (9)
- 2011年4月 (3)
- 2011年3月 (5)
- 2011年2月 (9)
- 2011年1月 (8)
- 2010年12月 (7)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (5)
- 2010年9月 (11)
- 2010年8月 (11)
- 2010年7月 (12)
- 2010年6月 (5)
- 2010年5月 (3)
- 2010年4月 (1)
- 2010年3月 (4)
- 2010年2月 (1)
- 2010年1月 (3)
- 2009年12月 (3)
- 2009年11月 (2)
- 2009年10月 (4)
- 2009年9月 (3)
- 2009年7月 (4)
- 2009年6月 (3)
- 2009年5月 (2)
- 2009年3月 (6)
- 2009年1月 (5)
- 2008年12月 (2)
- 2008年11月 (2)
- 2008年10月 (2)
- 2008年9月 (4)
- 2008年8月 (3)
- 2008年7月 (9)
- 2008年6月 (4)
- 2008年5月 (2)
- 2008年4月 (2)
- 2008年3月 (3)
- 2008年2月 (3)
- 2008年1月 (6)
- 2007年12月 (6)
- 2007年11月 (7)
- 2007年10月 (8)
- 2007年9月 (7)
- 2007年8月 (13)
- 2007年7月 (10)
- 2007年6月 (11)
- 2007年5月 (25)
- 2007年4月 (14)